- ああ言えばこう言う(ああいえばこういう)
- 合縁奇縁(あいえんきえん)
- 愛縁奇縁(あいえんきえん)
- 相縁奇縁(あいえんきえん)
- 逢縁機縁(あいえんきえん)
- 愛及屋烏(あいきゅうおくう)
- 哀鴻遍野(あいこうへんや)
- 相碁井目(あいごせいもく)
- 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
- 愛執染着(あいしゅうぜんちゃく)
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 開いた口には戸はたたぬ(あいたくちにはとはたたぬ)
- 愛多憎生(あいたぞうせい)
- 相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
- 相手のない喧嘩はできぬ(あいてのないけんかはできぬ)
- 愛別離苦(あいべつりく)
- 曖昧模糊(あいまいもこ)
- 会うは別れの始め(あうはわかれのはじめ)
- 阿吽二字(あうんにじ)
- 阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)
- 仰いで天に愧じず(あおいでてんにはじず)
- 青い鳥(あおいとり)
- 青柿が熟柿弔う(あおがきがじゅくしとむらう)
- 青菜に塩(あおなにしお)
- 青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
- 明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 空樽は音が高い(あきだるはおとがたかい)
- 商い三年(あきないさんねん)
- 商いは数でこなせ(あきないはかずでこなせ)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 秋の扇(あきのおうぎ)
- 秋の鹿は笛に寄る(あきのしかはふえによる)
- 秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 悪縁契り深し(あくえんちぎりふかし)
- 悪逆無道(あくぎゃくむどう)
- 悪妻は百年の不作(あくさいはひゃくねんのふさく)
- 悪事千里(あくじせんり)
- 悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)
- 悪女の深情け(あくじょのふかなさけ)
- 悪戦苦闘(あくせんくとう)
- 悪銭身につかず(あくせんみにつかず)
- 悪人正機(あくにんしょうき)
- 悪の報いは針の先(あくのむくいははりのさき)
- 握髪吐哺(あくはつとほ)
- 悪婦破家(あくふはか)
- 悪木盗泉(あくぼくとうせん)
- 揚句の果て(あげくのはて)
- 開けて悔しい玉手箱(あけてくやしいたまてばこ)
- 阿衡の佐(あこうのさ)
- 阿漕が浦に引く網(あこぎがうらにひくあみ)
- 朝雨女の腕まくり(あさあめおんなのうでまくり)
- 浅い川も深く渡れ(あさいかわもふかくわたれ)
- 朝起きは三文の得(あさおきはさんもんのとく)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 浅瀬に仇波(あさせにあだなみ)
- 朝題目に宵念仏(あさだいもくによいねんぶつ)
- 麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)
- 朝腹に茶漬け(あさばらにちゃづけ)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- 朝飯前(あさめしまえ)
- 足が地に着かない(あしがちにつかない)
- 足が付く(あしがつく)
- 足が出る(あしがでる)
- 足が早い(あしがはやい)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- 足の便が悪い(あしのべんがわるい)
- 足元から鳥が飛び立つ(あしもとからとりがとびたつ)
- 足元に火がつく(あしもとにひがつく)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 阿修羅道(あしゅらどう)
- 足を洗う(あしをあらう)
- 足を奪う(あしをうばう)
- 足を抜く(あしをぬく)
- 足を引っ張る(あしをひっぱる)
- 足を向ける(あしをむける)
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ)
- 明日のことは明日みずからが思い煩う(あすのことはあすみずからがおもいわずらう)
- 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
- 東男に京女(あずまおとこにきょうおんな)
- 畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)
- 当たって砕けろ(あたってくだけろ)
- 寇に兵を藉し盗に糧を齎す(あだにへいをかしとうにかてをもたらす)
- 徒花に実は生らぬ(あだばなにみはならぬ)
- 頭が上がらない(あたまがあがらない)
- 頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず)
- 頭から水を掛けられたよう(あたまからみずをかけられたよう)
- 頭から湯気を立てる(あたまからゆげをたてる)
- 頭に来る(あたまにくる)
- 頭の上の蝿を追え(あたまのうえのはえをおえ)
- 頭の黒い鼠(あたまのくろいねずみ)
- 頭のてっぺんから足の爪先まで(あたまのてっぺんからあしのつまさきまで)
- 頭を突っ込む(あたまをつっこむ)
- 頭をはねる(あたまをはねる)
- 頭を擡げる(あたまをもたげる)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
- 中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 当たるも八卦当たらぬも八卦(あたるもはっけあたらぬもはっけ)
- 仇を恩にして報じる(あだをおんにしてほうじる)
- あちらを立てればこちらが立たぬ(あちらをたてればこちらがたたぬ)
- 悪貨は良貨を駆逐する(あっかはりょうかをくちくする)
- 悪口雑言(あっこうぞうごん)
- 暑さ寒さも彼岸まで(あつささむさもひがんまで)
- 暑さ忘れれば陰忘れる(あつさわすれればかげわすれる)
- あっても苦労なくても苦労(あってもくろうなくてもくろう)
- 羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)
- 当て事は向こうから外れる(あてごとはむこうからはずれる)
- 後足で砂をかける(あとあしですなをかける)
- 後の雁が先になる(あとのかりがさきになる)
- 後の祭り(あとのまつり)
- 後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)
- 穴があれば入りたい(あながはいりたい)
- 穴の貉を値段する(あなのむじなをねだんする)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 痘痕も靨(あばたもえくぼ)
- 阿鼻叫喚(あびきょうかん)
- 危ない橋を渡る(あぶないはしをわたる)
- 虻蜂取らず(あぶはちとらず)
- 脂に画き氷に鏤む(あぶらにえがきこおりにちりばむ)
- 油に水(あぶらにみず)
- 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
- 余り物に福がある(あまりものにふくがある)
- 阿弥陀も銭で光る(あみだもぜにでひかる)
- 網呑舟の魚を漏らす(あみどんしゅうのうおをもらす)
- 蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)
- 雨晴れて笠を忘る(あめはれてかさをわする)
- 雨降って地固まる(あめふってじかたまる)
- 飴をしゃぶらせる(あめをしゃぶらせる)
- 危うきこと累卵の如し(あやうきことるいらんのごとし)
- 嵐の前の静けさ(あらしのまえのしずけさ)
- 争い果てての乳切り木(あらそいはててのちぎりぎ)
- 蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつみもくずれる)
- 蟻の思いも天に昇る(ありのおもいもてんにのぼる)
- 蟻の這い出る隙もない(ありのはいでるすきもない)
- 有る時払いの催促無し(あるときばらいのさいそくなし)
- 合わせ物は離れ物(あわせものははなれもの)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 合わぬ蓋あれば合う蓋あり(あわぬふたあればあうふたあり)
- 暗雲低迷(あんうんていめい)
- 安居楽業(あんきょらくぎょう)
- 晏子の御(あんしのぎょ)
- 安車蒲輪(あんしゃほりん)
- 安常処順(あんじょうしょじゅん)
- 安心立命(あんじんりゅうめい)
- 按図索駿(あんずさくしゅん)
- 案ずるより産むが易い(あんずるよりうむがやすい)
- 黯然銷魂(あんぜんしょうこん)
- 暗送秋波(あんそうしゅうは)
- 安宅正路(あんたくせいろ)
- 暗中飛躍(あんちゅうひやく)
- 暗中模索(あんちゅうもさく)
- 暗渡陳倉(あんとちんそう)
- 安如泰山(あんにょたいざん)
- 安寧秩序(あんねいちつじょ)
- 按部就班(あんぶしゅうはん)
- 安分守己(あんぶんしゅき)
- 按兵不動(あんぺいふどう)
- 安歩当車(あんぽとうしゃ)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 安楽浄土(あんらくじょうど)
- 威ありて猛からず(いありてたけからず)
- 異域の鬼(いいきのき)
- 以夷制夷(いいせいい)
- 唯々諾々(いいだくだく)
- 唯唯諾諾(いいだくだく)
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 家貧しくして孝子顕る(いえまずしくしてこうしあらわる)
- 家貧しくして良妻を思う(いえまずしくしてりょうさいをおもう)
- 易往易行(いおういぎょう)
- 移花接木(いかせつぼく)
- 怒りを遷さず(いかりをうつさず)
- 遺憾千万(いかんせんばん)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 行き掛けの駄賃(いきがけのだちん)
- 意気軒昴(いきけんこう)
- 意気消沈(いきしょうちん)
- 意気投合(いきとうごう)
- 息の臭きは主知らず(いきのくさきはぬししらず)
- 行きはよいよい帰りは怖い(いきはよいよいかえりはこわい)
- 以杞包瓜(いきほうか)
- 意気揚々(いきようよう)
- 委曲求全(いきょくきゅうぜん)
- 以魚駆蠅(いぎょくよう)
- 衣錦還郷(いきんかんきょう)
- 衣錦の栄(いきんのえい)
- 戦を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)
- 異口同音(いくどうおん)
- 夷険一節(いけんいっせつ)
- 韋弦の佩(いげんのはい)
- 為虎添翼(いこてんよく)
- 意在言外(いざいげんがい)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- いざ鎌倉(いざかまくら)
- 移山倒海(いざんとうかい)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 以耳代目(いじだいもく)
- 石に漱ぎ流れに枕す(いしにくちすすぎながれにまくらす)
- 石に立つ矢(いしにたつや)
- 石に布団は着せられず(いしにふとんはきせられず)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 意志薄弱(いしはくじゃく)
- 石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる)
- 石部金吉(いしべきんきち)
- 医者が取らなきゃ坊主が取る(いしゃがとらなきゃぼうずがとる)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 医者の只今(いしゃのただいま)
- 医者の不養生(いしゃのふようじょう)
- 遺臭万載(いしゅうばんざい)
- 意匠惨澹(いしょうさんたん)
- 以升量石(いしょうりょうこく)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 医食同源(いしょくどうげん)
- 衣食礼節(いしょくれいせつ)
- 石を抱きて淵に入る(いしをいだきてふちにいる)
- 以心伝心(いしんでんしん)
- いずれが菖蒲か杜若(いずれがあやめかかきつばた)
- 意先筆後(いせんひつご)
- 居候三杯目にはそっと出し(いそうろうさんばいめにはそっとだし)
- 急がば回れ(いそがばまわれ)
- 磯際で船を破る(いそぎわでふねをやぶる)
- 磯の鮑の片思い(いそのあわびのかたおもい)
- 痛くもない腹を探られる(いたくもないはらをさぐられる)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 痛し痒し(いたしかゆし)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 鼬の最後っ屁(いたちのさいごっぺ)
- 鼬の道切り(いたちのみちきり)
- 痛む上に塩を塗る(いたむうえにしおをぬる)
- 異端邪説(いたんじゃせつ)
- 一意専心(いちいせんしん)
- 一衣帯水(いちいたいすい)
- 一円を笑うものは一円に泣く(いちえんをわらうものはいちえんになく)
- 一押し二金三男(いちおしにかねさんおとこ)
- 一か八か(いちかばちか)
- 一期一会(いちごいちえ)
- 一言半句(いちごんはんく)
- 一事が万事(いちじがばんじ)
- 一字千金(いちじせんきん)
- 一日千秋(いちじつせんしゅう)
- 一日の長(いちじつのちょう)
- 一日之長(いちじつのちょう)
- 一汁一菜(いちじゅういっさい)
- 一場春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 一族郎党(いちぞくろうとう)
- 一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん)
- 一に看病二に薬(いちにかんびょうににくすり)
- 一年の計は元旦にあり(いちねんのけいはがんたんにあり)
- 一念発起(いちねんほっき)
- 一姫二太郎(いちひめにたろう)
- 一病息災(いちびょうそくさい)
- 一部始終(いちぶしじゅう)
- 一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)
- 一文不通(いちぶんふつう)
- 一望千里(いちぼうせんり)
- 一枚看板(いちまいかんばん)
- 一網打尽(いちもうだじん)
- 一目置く(いちもくおく)
- 一目瞭然(いちもくりょうぜん)
- 一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
- 一文半銭(いちもんはんせん)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- 一陽来復(いちようらいふく)
- 一粒万倍(いちりゅうまんばい)
- 一利を興すは一害を除くに若かず(いちりをおこすはいちがいをのぞくにしかず)
- 一蓮托生(いちれんたくしょう)
- 一路平安(いちろへいあん)
- 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)
- 一を識りて二を知らず(いちをしりてにをしらず)
- 一攫千金(いっかくせんきん)
- 一獲千金(いっかくせんきん)
- 一家眷属(いっかけんぞく)
- 一家団欒(いっかだんらん)
- 一喜一憂(いっきいちゆう)
- 一気呵成(いっきかせい)
- 一騎当千(いっきとうせん)
- 一挙一動(いっきょいちどう)
- 一挙両得(いっきょりょうとく)
- 一刻千金(いっこくせんきん)
- 一切合切(いっさいがっさい)
- 一子相伝(いっしそうでん)
- 一視同仁(いっしどうじん)
- 一紙半銭(いっしはんせん)
- 一瀉千里(いっしゃせんり)
- 一宿一飯(いっしゅくいっぱん)
- 一生懸命(いっしょうけんめい)
- 一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりてばんこつかる)
- 一唱三嘆(いっしょうさんたん)
- 一触即発(いっしょくそくはつ)
- 一進一退(いっしんいったい)
- 一心同体(いっしんどうたい)
- 一心不乱(いっしんふらん)
- 一炊の夢(いっすいのゆめ)
- 一寸先は闇(いっすんさきはやみ)
- 一寸下は地獄(いっすんしたはじごく)
- 一寸の光陰軽んずべからず(いっすんのこういんかろんずべからず)
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 一世一代(いっせいちだい)
- 一石二鳥(いっせきにちょう)
- 一石を投ずる(いっせきをとうずる)
- 一殺多生(いっせつたしょう)
- 一銭を笑う者は一銭に泣く(いっせんをわらうものはいっせんになく)
- 一致団結(いっちだんけつ)
- 一知半解(いっちはんかい)
- 一籌を輸する(いっちゅうをゆする)
- 一張一弛(いっちょういっし)
- 一朝一夕(いっちょういっせき)
- 一長一短(いっちょういったん)
- 一頭地を抜く(いっとうちをぬく)
- 一刀両断(いっとうりょうだん)
- 一得一失(いっとくいっしつ)
- 一敗地に塗れる(いっぱいちにまみれる)
- 一斑を見て全豹を卜す(いっぱんをみてぜんぴょうをぼくす)
- 溢美溢悪(いつびいつあく)
- 一夫関に当たれば万夫も開くなし(いっぷかんにあたればばんぷもひらくなし)
- 鷸蚌の争い(いつぼうのあらそい)
- いつまでもあると思うな親と金(いつまでもあるとおもうなおやとかね)
- いつも月夜に米の飯(いつもつきよにこめのめし)
- 意到随筆(いとうずいひつ)
- 以毒制毒(いどくせいどく)
- 田舎者の国自慢(いなかもののくにじまん)
- 以肉去蟻(いにくきょぎ)
- 井に坐して天を見る(いにざしててんをみる)
- 犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)
- 犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)
- 犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ(いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ)
- 犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)
- 命あっての物種(いのちあってのものだね)
- 命長ければ恥多し(いのちながければはじおおし)
- 命の洗濯(いのちのせんたく)
- 命は鴻毛より軽し(いのちはこうもうよりかろし)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 意馬心猿(いばしんえん)
- 医は仁術(いはじんじゅつ)
- 衣鉢相伝(いはつそうでん)
- 衣鉢を継ぐ(いはつをつぐ)
- 威風堂堂(いふうどうどう)
- 威風凛凛(いふうりんりん)
- 葦編三絶(いへんさんぜつ)
- 韋編三絶(いへんさんぜつ)
- 以弁飾知(いべんしょくち)
- 以暴易暴(いぼうえきぼう)
- 以貌取人(いぼうしゅじん)
- 移木の信(いぼくのしん)
- 葦末の巣(いまつのす)
- 今泣いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- 意味深長(いみしんちょう)
- 芋の煮えたも御存じない(いものにえたもごぞんじない)
- 倚門の望(いもんのぼう)
- 倚門之望(いもんのぼう)
- いやいや三杯(いやいやさんばい)
- 以卵投石(いらんとうせき)
- 炒り豆に花(いりまめにはな)
- 色男金と力はなかりけり(いろおとこかねとちからはなかりけり)
- 色気より食い気(いろけよりくいけ)
- 色は思案の外(いろはしあんのほか)
- 鰯で精進落ち(いわしでしょうじんおち)
- 鰯の頭も信心から(いわしのあたまもしんじんから)
- 言わぬが花(いわぬがはな)
- 言わぬは言うに勝る(いわぬはいうにまさる)
- 夷を以て夷を制す(いをもっていをせいす)
- 隠晦曲折(いんかいきょくせつ)
- 飲灰洗胃(いんかいせんい)
- 因果応報(いんがおうほう)
- 因果を含める(いんがをふくめる)
- 殷鑑不遠(いんかんとおからず)
- 殷鑑遠からず(いんかんとおからず)
- 殷鑑不遠(いんかんふえん)
- 因機説法(いんきせっぽう)
- 婬虐暴戻(いんぎゃくぼうれい)
- 韻鏡十年(いんきょうじゅうねん)
- 慇懃無礼(いんぎんぶれい)
- 咽喉の地(いんこうのち)
- 因循姑息(いんじゅんこそく)
- 因循守旧(いんじゅんしゅきゅう)
- 因小失大(いんしょうしつだい)
- 隠姓埋名(いんせいまいめい)
- 陰徳あれば陽報あり(いんとくあればようほうあり)
- 陰徳陽報(いんとくようほう)
- 隠忍自重(いんにんじちょう)
- 陰謀詭計(いんぼうきけい)
- 引喩失義(いんゆしつぎ)
- 有為転変(ういてんぺん)
- 有為転変の世の習い(ういてんぺんのよのならい)
- 飢えては食を択ばず(うえてはしょくをえらばず)
- 右往左往(うおうさおう)
- 魚が水を離れたよう(うおがみずをはなれたよう)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚の水を得たるが如し(うおのみずをえたるがごとし)
- 魚の目に水見えず人の目に空見えず(うおのめにみずみえずひとのめにそらみえず)
- 魚を得て筌を忘る(うおをえてうえをわする)
- うかうか三十きょろきょろ四十(うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう)
- 雨過天晴(うかてんせい)
- 羽化登仙(うかとうせん)
- 雨奇晴好(うきせいこう)
- 浮世は回り持ち(うきよはまわりもち)
- 鶯鳴かせたこともある(うぐいすなかせたこともある)
- 有卦七年(うけしちねん)
- 有卦に入る(うけにいる)
- 烏合の衆(うごうのしゅう)
- 右顧左眄(うこさべん)
- 雨後春筍(うごしゅんじゅん)
- 雨後の竹の子(うごのたけのこ)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 牛の歩みも千里(うしのあゆみもせんり)
- 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
- 牛は牛連れ馬は馬連れ(うしはうしづれうまはうまづれ)
- 氏より育ち(うじよりそだち)
- 後ろ髪を引かれる(うしろがみをひかれる)
- 後ろ指を指される(うしろゆびをさされる)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 牛を食らうの気(うしをくらうのき)
- 有相執著(うそうしゅうじゃく)
- 有象無象(うぞうむぞう)
- 嘘から出た実(うそからでたまこと)
- 嘘吐きは泥棒の始まり(うそつきはどろぼうのはじまり)
- 嘘も方便(うそもほうべん)
- 烏孫公主(うそんこうしゅ)
- うだつが上がらぬ(うだつがあがらぬ)
- 歌は世に連れ世は歌に連れ(うたはよにつれよはうたにつれ)
- 内兜を見透かす(うちかぶとをみすかす)
- 有智高才(うちこうさい)
- 内股膏薬(うちまたごうやく)
- 烏鳥私情(うちょうしじょう)
- 有頂天外(うちょうてんがい)
- 迂直の計(うちょくのけい)
- 移れば変わる世の習い(うつればかわるよのならい)
- 腕が上がる(うでがあがる)
- 腕がある(うでがある)
- 腕が鳴る(うでがなる)
- 腕に覚えがある(うでにおぼえがある)
- 腕に縒りをかける(うでによりをかける)
- 腕を買う(うでをかう)
- 腕を拱く(うでをこまねく)
- 腕を振るう(うでをふるう)
- 腕を磨く(うでをみがく)
- 烏兎匆匆(うとそうそう)
- 烏兎怱々(うとそうそう)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 優曇華の花(うどんげのはな)
- 鵜の真似をする烏(うのまねをするからす)
- 鵜の目鷹の目(うのめたかのめ)
- 烏白馬角(うはくばかく)
- 烏飛兔走(うひとそう)
- 旨い物は宵に食え(うまいものはよいにくえ)
- 馬が合う(うまがあう)
- 馬には乗ってみよ人には添うてみよ(うまにはのってみよひとにはそうてみよ)
- 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
- 馬は馬連れ(うまはうまづれ)
- 馬を牛に乗り換える(うまをうしにのりかえる)
- 海千山千(うみせんやません)
- 生みの親より育ての親(うみのおやよりそだてのおや)
- 海の事は漁師に問え(うみのことはりょうしにとえ)
- 海の物とも山の物ともつかぬ(うみのものともやまのものともつかぬ)
- 梅伐らぬ馬鹿桜伐る馬鹿(うめきらぬばかさくらきるばか)
- 梅に鶯(うめにうぐいす)
- 埋もれ木に花が咲く(うもれぎにはながさく)
- 有耶無耶(うやむや)
- 烏有に帰す(うゆうにきす)
- 紆余曲折(うよきょくせつ)
- 迂余曲折(うよきょくせつ)
- 羽翼既成(うよくきせい)
- 裏には裏がある(うらにはうらがある)
- 裏の裏を行く(うらのうらをいく)
- 怨み骨髄に入る(うらみこつずいにいる)
- 裏目に出る(うらめにでる)
- 裏をかく(うらをかく)
- 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
- 売り言葉に買い言葉(うりことばにかいことば)
- 瓜に爪あり爪に爪なし(うりにつめありつめにつめなし)
- 瓜の蔓に茄子は生らぬ(うりのつるになすびはならぬ)
- 烏鷺を戦わす(うろをたたかわす)
- 噂をすれば影がさす(うわさをすればかげがさす)
- 雲煙過眼(うんえんかがん)
- 雲烟飛動(うんえんひどう)
- 雲外蒼天(うんがいそうてん)
- 運斤成風(うんきんせいふう)
- 雲合霧集(うんごうむしゅう)
- 雲散霧消(うんさんむしょう)
- 雲蒸龍変(うんじょうりゅうへん)
- 雲中白鶴(うんちゅうはっかく)
- 雲泥の差(うんでいのさ)
- 雲泥万里(うんでいばんり)
- 運鈍根(うんどんこん)
- 運は天にあり(うんはてんにあり)
- 運否天賦(うんぷてんぷ)
- 運用の妙は一心の存す(うんようのみょうはいっしんにそんす)
- 英華発外(えいかはつがい)
- 栄枯盛衰(えいこせいすい)
- 英姿颯爽(えいしさっそう)
- 永字八法(えいじはっぽう)
- 曳尾塗中(えいびとちゅう)
- 盈満の咎(えいまんのとが)
- 英雄色を好む(えいゆういろをこのむ)
- 英雄欺人(えいゆうぎじん)
- 栄耀栄華(えいようえいが)
- 益者三楽(えきしゃさんごう)
- 益者三友損者三友(えきしゃさんゆうそんしゃさんゆう)
- 易者身の上知らず(えきしゃみのうえしらず)
- 易姓革命(えきせいかくめい)
- 役夫の夢(えきふのゆめ)
- 廻向発願(えこうほつがん)
- 依怙贔屓(えこひいき)
- 会者定離(えしゃじょうり)
- 枝を伐って根を枯らす(えだをきってねをからす)
- 越訴の罪(えっそのつみ)
- 越鳥南枝(えっちょうなんし)
- 越鳥南枝に巣くう(えっちょうなんしにすくう)
- 越畔の思い(えつぱんのおもい)
- 得手に帆を揚ぐ(えてにほをあぐ)
- 江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ(えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 絵に描いた餅(えにかいたもち)
- 蝦で鯛を釣る(えびでたいをつる)
- 烏帽子親(えぼしおや)
- 栄耀の餅の皮(えようのもちのかわ)
- 選んでかすを掴む(えらんでかすをつかむ)
- 蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ)
- 鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)
- 煙霞痼疾(えんかこしつ)
- 燕雁代飛(えんがんだいひ)
- 燕頷投筆(えんがんとうひつ)
- 延頸鶴望(えんけいかくぼう)
- 猿猴が月(えんこうがつき)
- 遠交近攻(えんこうきんこう)
- 猿号擁柱(えんごうようちゅう)
- 掩耳盗鐘(えんじとうしょう)
- 燕雀相賀(えんじゃくそうが)
- 遠水近火(えんすいきんか)
- 遠水近火を救わず(えんすいきんかをすくわず)
- 遠走高飛(えんそうこうひ)
- 燕巣幕上(えんそうばくじょう)
- 円頂黒衣(えんちょうこくえ)
- 怨徹骨髄(えんてつこつずい)
- 塩鉄の利(えんてつのり)
- 円転滑脱(えんてんかつだつ)
- 縁と浮世は末を待て(えんとうきよはすえをまて)
- 鉛刀一割(えんとうのいっかつ)
- 縁なき衆生は度し難し(えんなきしゅじょうはどしがたし)
- 延年益寿(えんねんえきじゅ)
- 縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)
- 縁の目には霧が降る(えんのめにはきりがふる)
- 縁は異なもの(えんはいなもの)
- 鳶飛魚躍(えんぴぎょやく)
- 縁木求魚(えんぼくきゅうぎょ)
- 円木警枕(えんぼくけいちん)
- 円満具足(えんまんぐそく)
- 遠慮近憂(えんりょきんゆう)
- 遠慮無ければ近憂有り(えんりょなければきんゆうあり)
- 遠慮ひだるし伊達寒し(えんりょひだるしだてさむし)
- 老い木に花が咲く(おいきにはながさく)
- 老い木は曲がらぬ(おいきはまがらぬ)
- 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 追風に帆を揚ぐ(おいてにほをあぐ)
- 老いては子に従え(おいてはこにしたがえ)
- 老いてはますます壮んなるべし(おいてはますますさかんなるべし)
- 老いの一徹(おいのいってつ)
- 横行闊歩(おうこうかっぽ)
- 横行覇道(おうこうはどう)
- 黄金分割(おうごんぶんかつ)
- 王政復古(おうせいふっこ)
- 応接に暇あらず(おうせつにいとまあらず)
- 負うた子に教えられて浅瀬を渡る(おうたこにおしえられてあさせをわたる)
- 負うた子より抱いた子(おうたこよりだいたこ)
- 王道楽土(おうどうらくど)
- 横眉怒目(おうびどもく)
- 応病与薬(おうびょうよやく)
- 往返徒労(おうへんとろう)
- 大男総身に知恵が回りかね(おおおとこそうみにちえがまわりかね)
- 大風が吹けば桶屋が儲かる(おおかぜがふけばおけやがもうかる)
- 大きい薬缶は沸きが遅い(おおきいやかんはわきがおそい)
- 大阪の食い倒れ(おおさかのくいだおれ)
- 大盤振舞(おおばんぶるまい)
- 大目玉を食う(おおめだまをくう)
- 大目に見る(おおめにみる)
- 陸に上がった河童(おかにあがったかっぱ)
- 傍目八目(おかめはちもく)
- 岡目八目(おかめはちもく)
- 起きて半畳寝て一畳(おきてはんじょうねていちじょう)
- 沖な物あて(おきなものあて)
- 屋烏の愛(おくうのあい)
- 屋下に屋を架す(おくかにおくをかす)
- 屋上屋を架す(おくじょうおくをかす)
- 奥歯に衣を着せる(おくばにきぬをきせる)
- おくびにも出さない(おくびにもださない)
- 驕る平家は久しからず(おごるへいけはひさしからず)
- 奢る者は心嘗に貧し(おごるものはこころつねにまずし)
- お先棒を担ぐ(おさきぼうをかつぐ)
- 教うるは学ぶの半ば(おしうるはまなぶのなかば)
- 遅牛も淀早牛も淀(おそうしもよどはやうしもよど)
- 遅かりし由良之助(おそかりしゆらのすけ)
- 恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)
- 小田原評定(おだわらひょうじょう)
- 落ち武者は薄の穂にも怖ず(おちむしゃはすすきのほにもおず)
- お茶を濁す(おちゃをにごす)
- 落つれば同じ谷川の水(おつればおなじたにがわのみず)
- 頤が落ちる(おとがいがおちる)
- 頤で蠅を追う(おとがいではえをおう)
- 頤を解く(おとがいをとく)
- 男心と秋の空(おとこごころとあきのそら)
- 男の目には糸を張れ(おとこのめにはいとをはれ)
- 男は度胸女は愛嬌(おとこはどきょうおんなはあいきょう)
- 同じ穴の貉(おなじあなのむじな)
- 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)
- 鬼に金棒(おににかなぼう)
- 鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)
- 鬼の霍乱(おにのかくらん)
- 鬼の空念仏(おにのそらねんぶつ)
- 鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)
- 鬼も十八番茶も出花(おにもじゅうはちばんちゃもでばな)
- 己れの頭の蠅を追え(おのれのあたまのはえをおえ)
- 斧を掲げて淵に入る(おのをかかげてふちにいる)
- 尾羽打ち枯らす(おはうちからす)
- 十八番(おはこ)
- お鉢が回る(おはちがまわる)
- 帯に短し襷に長し(おびにみじかしたすきにながし)
- お百度を踏む(おひゃくどをふむ)
- 尾鰭を付ける(おひれをつける)
- 溺れる者は藁をも掴む(おぼれるものはわらをもつかむ)
- お前百までわしゃ九十九まで(おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)
- 御神酒上がらぬ神はない(おみきあがらぬかみはない)
- 思い内にあれば色外に現る(おもいうちにあればいろそとにあらわる)
- 思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ)
- 思い半ばに過ぐ(おもいなかばにすぐ)
- 思うこと言わぬは腹ふくる(おもうこといわぬははらふくる)
- 思うこと一つ叶えばまた一つ(おもうことひとつかなえばまたひとつ)
- 思う仲には垣をせよ(おもうなかにはかきをせよ)
- 思うに別れて思わぬに添う(おもうにわかれておもわぬにそう)
- 思う念力岩をも通す(おもうねんりきいわをもとおす)
- 親思う心に勝る親心(おやおもうこころにまさるおやごころ)
- 親が親なら子も子(おやがおやならこもこ)
- 親子は一世(おやこはいっせ)
- 親擦れより友擦れ(おやずれよりともずれ)
- 親に似ぬ子は鬼っ子(おやににぬこはおにっこ)
- 親の意見と冷や酒は後で効く(おやのいけんとひやざけはあとできく)
- 親の因果が子に報う(おやのいんががこにむくう)
- 親の恩は子を持って知る(おやのおんはこをもってしる)
- 親の心子知らず(おやのこころこしらず)
- 親の十七子は知らぬ(おやのじゅうしちこはしらぬ)
- 親の臑を齧る(おやのすねをかじる)
- 親の七光り(おやのななひかり)
- 親の光は七光り(おやのひかりはななひかり)
- 親の欲目(おやのよくめ)
- 親馬鹿子馬鹿(おやばかこばか)
- 親は無くとも子は育つ(おやはなくともこはそだつ)
- お山の大将俺一人(おやまのたいしょうおれひとり)
- 泳ぎ上手は川で死ぬ(およぎじょうずはかわでしぬ)
- 終わりよければ全てよし(おわりよければすべてよし)
- 尾を振る犬は叩かれず(おをふるいぬはたたかれず)
- 恩威並行(おんいへいこう)
- 温厚篤実(おんこうとくじつ)
- 温故知新(おんこちしん)
- 温柔敦厚(おんじゅうとんこう)
- 音信不通(おんしんふつう)
- 怨憎会苦(おんぞうえく)
- 音吐朗朗(おんとろうろう)
- 女心と秋の空(おんなごころとあきのそら)
- 女賢しゅうして牛売り損なう(おんなさかしゅうしてうしうりそこなう)
- 女三人あれば身代が潰れる(おんなさんにんあればしんだいがつぶれる)
- 女三人よれば姦しい(おんなさんにんよればかしましい)
- 女の目には鈴を張れ(おんなのめにはすずをはれ)
- 女は三界に家無し(おんなはさんがいにいえなし)
- 女やもめに花が咲く(おんなやもめにはながさく)
- 乳母日傘(おんばひがさ)
- 厭離穢土(おんりえど)
- 温良恭倹(おんりょうきょうけん)
- 恩を仇で返す(おんをあだでかえす)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)
- 解衣推食(かいいすいしょく)
- 飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにてをかまれる)
- 改易蟄居(かいえきちっきょ)
- 海翁好鴎(かいおうこうおう)
- 海外奇談(かいがいきだん)
- 改過自新(かいかじしん)
- 貝殻で海を量る(かいがらでうみをはかる)
- 蓋棺事定(がいかんじてい)
- 外寛内明(がいかんないめい)
- 開巻有益(かいかんゆうえき)
- 戒驕戒躁(かいきょうかいそう)
- 会稽の恥(かいけいのはじ)
- 改弦易轍(かいげんえきてつ)
- 開眼供養(かいげんくよう)
- 開源節流(かいげんせつりゅう)
- 開口一番(かいこういちばん)
- 解甲帰田(かいこうきでん)
- 外交辞令(がいこうじれい)
- 邂逅相遇(かいこうそうぐう)
- 回光返照(かいこうへんしょう)
- 骸骨を乞う(がいこつをこう)
- 解語の花(かいごのはな)
- 開山祖師(かいざんそし)
- 回山倒海(かいざんとうかい)
- 海市蜃楼(かいししんろう)
- 改邪帰正(かいじゃきせい)
- 鎧袖一触(がいしゅういっしょく)
- 外柔内剛(がいじゅうないごう)
- 開心見誠(かいしんけんせい)
- 回心転意(かいしんてんい)
- 海誓山盟(かいせいさんめい)
- 蓋世の気(がいせいのき)
- 開宗明義(かいそうめいぎ)
- 咳唾成珠(がいだせいじゅ)
- 咳唾珠を成す(がいだたまをなす)
- 街談巷説(がいだんこうせつ)
- 怪誕不経(かいたんふけい)
- 海底撈月(かいていろうげつ)
- 改天換地(かいてんかんち)
- 改頭換面(かいとうかんめん)
- 快刀乱麻(かいとうらんま)
- 快刀乱麻を断つ(かいとうらんまをたつ)
- 快馬加鞭(かいばかべん)
- 櫂は三年艪は三月(かいはさんねんろはみつき)
- 開物成務(かいぶつせいむ)
- 懐宝夜行(かいほうやこう)
- 開門揖盗(かいもんゆうとう)
- 隗より始めよ(かいよりはじめよ)
- 怪力乱神(かいりょくらんしん)
- 怪力乱神を語らず(かいりょくらんしんをかたらず)
- 偕老同穴(かいろうどうけつ)
- 夏雲奇峰(かうんきほう)
- 替え着無しの晴れ着無し(かえぎなしのはれぎなし)
- 帰りがけの駄賃(かえりがけのだちん)
- 顧みて他を言う(かえりみてたをいう)
- 蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)
- 蛙の面に水(かえるのつらにみず)
- 顔が売れる(かおがうれる)
- 顔が利く(かおがきく)
- 顔が広い(かおがひろい)
- 顔から火が出る(かおからひがでる)
- 顔に泥を塗る(かおにどろをぬる)
- 顔を貸す(かおをかす)
- 顔を潰す(かおをつぶす)
- 河海は細流を択ばず(かかいはさいりゅうをえらばず)
- 下学上達(かがくじょうたつ)
- 呵々大笑(かかたいしょう)
- 瓜葛の親(かかつのしん)
- 餓鬼の目に水見えず(がきのめにみずみえず)
- 餓鬼も人数(がきもにんず)
- 蝸牛角上(かぎゅうかくじょう)
- 蝸牛角上の争い(かぎゅうかくじょうのあらそい)
- 家給人足(かきゅうじんそく)
- 火牛の計(かぎゅうのけい)
- 科挙圧巻(かきょあっかん)
- 隔岸観火(かくがんかんか)
- 革故鼎新(かくこていしん)
- 各自為政(かくじいせい)
- 学者の取った天下なし(がくしゃのとったてんかなし)
- 学者貧乏(がくしゃびんぼう)
- 鶴寿千歳(かくじゅせんざい)
- 隠すより現る(かくすよりあらわる)
- 廓然大公(かくぜんたいこう)
- 鶴髪鶏皮(かくはつけいひ)
- 鶴髪童顔(かくはつどうがん)
- 格物致知(かくぶつちち)
- 各奔前程(かくほんぜんてい)
- 鶴鳴の士(かくめいのし)
- 学問に王道無し(がくもんにおうどうなし)
- 楽屋から火を出す(がくやからひをだす)
- 鶴立企佇(かくりつきちょ)
- 隠れたるより見わるるは莫し(かくれたるよりあらわるるはなし)
- 学を好むは知に近し(がくをこのむはちにちかし)
- 駕軽就熟(がけいしゅうじゅく)
- 家鶏野雉(かけいやち)
- 駆け馬に鞭(かけうまにむち)
- 駆けつけ三杯(かけつけさんばい)
- 陰に居て枝を折る(かげにいてえだをおる)
- 影の形に随うが如し(かげのかたちにしたがうがごとし)
- 影を畏れ迹を悪む(かげをおそれあとをにくむ)
- 花言巧語(かげんこうご)
- 夏侯妓衣(かこうぎい)
- 仮公済私(かこうさいし)
- 駕籠舁き駕籠に乗らず(かごかきかごにのらず)
- 籠で水を汲む(かごでみずをくむ)
- 画虎類狗(がこるいく)
- 傘と提灯は戻らぬつもりで貸せ(かさとちょうちんはもどらぬつもりでかせ)
- 火事あとの釘拾い(かじあとのくぎひろい)
- 火事後の火の用心(かじあとのひのようじん)
- 加持祈祷(かじきとう)
- 花枝招展(かししょうてん)
- 和氏の璧(かしのたま)
- 和氏之璧(かしのへき)
- 禍従口生(かしょうこうせい)
- 火上注油(かじょうちゅうゆ)
- 華胥の国(かしょのくに)
- 華胥の国に遊ぶ(かしょのくににあそぶ)
- 華胥の国の夢(かしょのくにのゆめ)
- 華胥の夢(かしょのゆめ)
- 家書万金(かしょばんきん)
- 家書万金に抵る(かしょばんきんにあたる)
- 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
- 雅人深致(がじんしんち)
- 歌人は居ながらにして名所を知る(かじんはいながらにしてめいしょをしる)
- 佳人薄命(かじんはくめい)
- 禍心包蔵(かしんほうぞう)
- 苛政は虎よりも猛し(かせいはとらよりもたけし)
- 苛政猛虎(かせいもうこ)
- 河清を俟つ(かせいをまつ)
- 風が吹けば桶屋が儲かる(かぜがふけばおけやがもうかる)
- 稼ぐに追い付く貧乏なし(かせぐにおいつくびんぼうなし)
- 風にそよぐ葦(かぜにそよぐあし)
- 風は吹けども山は動ぜず(かぜはふけどもやまはどうぜず)
- 風邪は万病のもと(かぜはまんびょうのもと)
- 禍棗災梨(かそうさいり)
- 可操左券(かそうさけん)
- 雅俗共賞(がぞくきょうしょう)
- 堅い木は折れる(かたいきはおれる)
- 難きを先にし獲るを後にす(かたきをさきにしうるをあとにす)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
- 画蛇添足(がだてんそく)
- 刀折れ矢尽きる(かたなおれやつきる)
- 片棒を担ぐ(かたぼうをかつぐ)
- 語るに落ちる(かたるにおちる)
- 夏虫疑氷(かちゅうぎひょう)
- 火中取栗(かちゅうしゅりつ)
- 火中の栗を拾う(かちゅうのくりをひろう)
- 花鳥諷詠(かちょうふうえい)
- 花鳥風月(かちょうふうげつ)
- 隔靴掻痒(かっかそうよう)
- 鴬鳩笑鵬(かっきゅうしょうほう)
- 割鶏牛刀(かっけいぎゅうとう)
- 確乎不抜(かっこふばつ)
- 割股満腹(かっこまんぷく)
- 活殺自在(かっさつじざい)
- 渇して井を穿つ(かつしていをうがつ)
- 渇しても盗泉の水を飲まず(かつしてもとうせんのみずをのまず)
- 合従連衡(がっしょうれんこう)
- 勝って兜の緒を締めよ(かってかぶとのおをしめよ)
- 活剥生呑(かっぱくせいどん)
- 河童に水練(かっぱにすいれん)
- 河童の川流れ(かっぱのかわながれ)
- 刮目して見る(かつもくしてみる)
- 刮目相待(かつもくそうたい)
- 勝つも負けるも時の運(かつもまけるもときのうん)
- 褐を被て玉を懐く(かつをきてたまをいだく)
- 勝てば官軍負ければ賊軍(かてばかんぐんまければぞくぐん)
- 我田引水(がでんいんすい)
- 瓜田に沓を納れず(かでんにくつをいれず)
- 瓜田李下(かでんりか)
- 家徒四壁(かとしへき)
- 門松は冥土の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 河図洛書(かとらくしょ)
- 鼎の軽重を問う(かなえのけいちょうをとう)
- 鼎の沸くが如し(かなえのわくがごとし)
- 悲しい時は身一つ(かなしいときはみひとつ)
- 金槌の川流れ(かなづちのかわながれ)
- 叶わぬ時の神頼み(かなわぬときのかみだのみ)
- 蟹の横這い(かにのよこばい)
- 蟹は甲羅に似せて穴を掘る(かにはこうらににせてあなをほる)
- 金請けするとも人請けするな(かねうけするともひとうけするな)
- 金が唸る(かねがうなる)
- 金が敵の世の中(かねがかたきのよのなか)
- 金が子を産む(かねがこをうむ)
- 金が物を言う(かねがものをいう)
- 金に飽かす(かねにあかす)
- 金に糸目を付けぬ(かねにいとめをつけぬ)
- 金の切れ目が縁の切れ目(かねのきれめがえんのきれめ)
- 金の光は阿弥陀ほど(かねのひかりはあみだほど)
- 金の草鞋で尋ねる(かねのわらじでたずねる)
- 金は天下の回り物(かねはてんかのまわりもの)
- 金は湧き物(かねはわきもの)
- 金持ち金使わず(かねもちかねつかわず)
- 金持ち喧嘩せず(かねもちけんかせず)
- 金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い(かねもちとはいふきはたまるほどきたない)
- 鉦や太鼓で捜す(かねやたいこでさがす)
- 金を貸せば友を失う(かねをかせばともをうしなう)
- 金を食う(かねをくう)
- 金を寝かす(かねをねかす)
- 下筆成章(かひつせいしょう)
- 家貧孝子(かひんこうし)
- 禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)
- 禍福無門(かふくむもん)
- 冑を脱ぐ(かぶとをぬぐ)
- 瓦釜雷鳴(がふらいめい)
- 株を守りて兎を俟つ(かぶをまもりてうさぎをまつ)
- 寡聞少見(かぶんしょうけん)
- 画餅充飢(がべいじゅうき)
- 画餅に帰す(がべいにきす)
- 壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり)
- 果報は寝て待て(かほうはねてまて)
- 鎌をかける(かまをかける)
- 噛み合う犬は呼び難し(かみあういぬはよびがたし)
- 雷が落ちる(かみなりがおちる)
- 神は正直の頭に宿る(かみはしょうじきのこうべにやどる)
- 神は見通し(かみはみとおし)
- 噛む馬はしまいまで噛む(かむうまはしまいまでかむ)
- 亀の甲より年の劫(かめのこうよりとしのこう)
- 亀の年を鶴が羨む(かめのとしをつるがうらやむ)
- 鴨が葱を背負って来る(かもがねぎをしょってくる)
- 鴨の水掻き(かものみずかき)
- 下問を恥じず(かもんをはじず)
- 痒い所に手が届く(かゆいところにてがとどく)
- 烏に反哺の孝あり(からすにはんぽのこうあり)
- 烏の行水(からすのぎょうすい)
- 烏を鷺(からすをさぎ)
- 借りてきた猫(かりてきたねこ)
- 雁の使い(かりのつかい)
- 下里巴人(かりはじん)
- 画竜点睛(がりょうてんせい)
- 画龍点睛(がりょうてんせい)
- 画竜点睛を欠く(がりょうてんせいをかく)
- 臥龍鳳雛(がりょうほうすう)
- 枯れ木に花が咲く(かれきにはながさく)
- 枯れ木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい)
- 彼も人なり我も人なり(かれもひとなりわれもひとなり)
- 寡廉鮮恥(かれんせんち)
- 苛斂誅求(かれんちゅうきゅう)
- 夏炉冬扇(かろとうせん)
- 可愛い子には旅をさせよ(かわいいこにはたびをさせよ)
- 可愛さ余って憎さ百倍(かわいさあまってにくさひゃくばい)
- 川越して宿を取れ(かわこしてやどをとれ)
- 川立ちは川で果てる(かわだちはかわではてる)
- 川に水を運ぶ(かわにみずをはこぶ)
- 華を去りて実に就く(かをさりてじつにつく)
- 甘井先竭(かんいせんけつ)
- 閑雲野鶴(かんうんやかく)
- 鑑往知来(かんおうちらい)
- 感恩戴徳(かんおんたいとく)
- 冠蓋相望む(かんがいあいのぞむ)
- 感慨無量(かんがいむりょう)
- 考える葦(かんがえるあし)
- 玩火自焚(がんかじふん)
- 雁が飛べば石亀も地団太(がんがとべばいしがめもじだんだ)
- 侃侃諤諤(かんかんがくがく)
- 汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)
- 歓欣鼓舞(かんきんこぶ)
- 含垢忍辱(がんくにんじょく)
- 艱苦奮闘(かんくふんとう)
- 諫言耳に逆らう(かんげんみみにさからう)
- 頑固一徹(がんこいってつ)
- 眼光炯炯(がんこうけいけい)
- 顔厚忸怩(がんこうじくじ)
- 眼光紙背(がんこうしはい)
- 眼光紙背に徹す(がんこうしはいにてっす)
- 眼高手低(がんこうしゅてい)
- 函谷関の鶏鳴(かんこくかんのけいめい)
- 函谷鶏鳴(かんこくけいめい)
- 換骨奪胎(かんこつだったい)
- 閑古鳥が鳴く(かんこどりがなく)
- 冠婚葬祭(かんこんそうさい)
- 寒山拾得(かんざんじっとく)
- 雁書(がんしょ)
- 勘定合って銭足らず(かんじょうあってぜにたらず)
- 寒松千丈(かんしょうせんじょう)
- 含笑入地(がんしょうにゅうち)
- 干将莫邪(かんしょうばくや)
- 含飴弄孫(がんしろうそん)
- 玩人喪徳(がんじんそうとく)
- 寛仁大度(かんじんたいど)
- 韓信の股くぐり(かんしんのまたくぐり)
- 勧善懲悪(かんぜんちょうあく)
- 完全無欠(かんぜんむけつ)
- 肝胆相照(かんたんあいてらす)
- 肝胆相照らす(かんたんあいてらす)
- 肝胆胡越(かんたんこえつ)
- 邯鄲の歩み(かんたんのあゆみ)
- 邯鄲の夢(かんたんのゆめ)
- 肝胆を砕く(かんたんをくだく)
- 奸智術策(かんちじゅっさく)
- 管中窺天(かんちゅうきてん)
- 眼中の釘(がんちゅうのてい)
- 眼中の人(がんちゅうのひと)
- 歓天喜地(かんてんきち)
- 旱天の慈雨(かんてんのじう)
- 観天望気(かんてんぼうき)
- 甘棠の愛(かんとうのあい)
- 艱難辛苦(かんなんしんく)
- 艱難汝を玉にする(かんなんなんじをたまにす)
- 堪忍袋の緒が切れる(かんにんぶくろのおがきれる)
- 肝脳地に塗る(かんのうちにまみる)
- 看破紅塵(かんぱこうじん)
- 間髪を入れず(かんはつをいれず)
- 汗馬の労(かんばのろう)
- 韓悲白楽(かんぴはくらく)
- 玩物喪志(がんぶつそうし)
- 完璧(かんぺき)
- 完璧帰趙(かんぺききちょう)
- 管鮑の交わり(かんぽうのまじわり)
- 管鮑之交(かんぽうのまじわり)
- 含哺鼓腹(がんほこふく)
- 頑迷固陋(がんめいころう)
- 頑冥不霊(がんめいふれい)
- 簡明扼要(かんめいやくよう)
- 歓楽哀情(かんらくあいじょう)
- 歓楽極まりて哀情多し(かんらくきわまりてあいじょうおおし)
- 冠履倒易(かんりとうえき)
- 閑話休題(かんわきゅうだい)
- 棺を蓋いて事定まる(かんをおおいてことさだまる)
- 管を以って天を窺う(かんをもっててんをうかがう)
- 聞いて極楽見て地獄(きいてごくらくみてじごく)
- 気韻生動(きいんせいどう)
- 気宇壮大(きうそうだい)
- 帰依三宝(きえさんぽう)
- 気炎万丈(きえんばんじょう)
- 既往は咎めず(きおうはとがめず)
- 既往不咎(きおうふきゅう)
- 棄灰の刑(きかいのけい)
- 奇貨可居(きかおくべし)
- 奇貨居くべし(きかおくべし)
- 気が置けない(きがおけない)
- 帰家穏座(きかおんざ)
- 気が利いて間が抜ける(きがきいてまがぬける)
- 騎鶴揚州(きかくようしゅう)
- 葵花向日(きかこうじつ)
- 危機一髪(ききいっぱつ)
- 奇奇怪怪(ききかいかい)
- 聞き上手の話し下手(ききじょうずのはなしべた)
- 忌諱に触れる(ききにふれる)
- 危急存亡(ききゅうそんぼう)
- 危急存亡の秋(ききゅうそんぼうのとき)
- 箕裘の業(ききゅうのぎょう)
- 箕裘之業(ききゅうのぎょう)
- 規矩準縄(きくじゅんじょう)
- 聞くと見るとは大違い(きくとみるとはおおちがい)
- 菊有黄華(きくゆうこうか)
- 詭計多端(きけいたたん)
- 聞けば聞き腹(きけばききばら)
- 聞けば気の毒見れば目の毒(きけばきのどくみればめのどく)
- 規行矩歩(きこうくほ)
- 鬼哭啾啾(きこくしゅうしゅう)
- 旗鼓相当(きこそうとう)
- 旗鼓堂堂(きこどうどう)
- 騎虎の勢い(きこのいきおい)
- 帰根到底(きこんとうてい)
- 箕山の節(きざんのせつ)
- 起死回生(きしかいせい)
- 樹静かならんと欲すれども風止まず(きしずかならんとほっすれどもかぜやまず)
- 旗幟鮮明(きしせんめい)
- 貴耳賤目(きじせんもく)
- 雉の隠れ(きじのかくれ)
- 疑事無功(ぎじむこう)
- 鬼子母神(きしもじん)
- 雉も鳴かずば撃たれまい(きじもなかずばうたれまい)
- 貴珠賤蚌(きしゅせんぼう)
- 鬼出電入(きしゅつでんにゅう)
- 起承転結(きしょうてんけつ)
- 喜色満面(きしょくまんめん)
- 疑心暗鬼(ぎしんあんき)
- 疑心暗鬼を生ず(ぎしんあんきをしょうず)
- 鬼神敬遠(きじんけいえん)
- 杞人の憂(きじんのゆう)
- 帰心矢の如し(きしんやのごとし)
- 欺世盗名(ぎせいとうめい)
- 巍然屹立(ぎぜんきつりつ)
- 奇想天外(きそうてんがい)
- 箕帚の妾(きそうのしょう)
- 気息奄奄(きそくえんえん)
- 擬足投跡(ぎそくとうせき)
- 驥足を展ぶ(きそくをのぶ)
- 来たる者は拒まず(きたるものはこばまず)
- 吉日良辰(きちじつりょうしん)
- 機杼一家(きちょいっか)
- 吉光片羽(きっこうへんう)
- 橘中の楽(きっちゅうのらく)
- 木で鼻をくくる(きではなをくくる)
- 喜怒哀楽(きどあいらく)
- 木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ)
- 木に餅がなる(きにもちがなる)
- 木に縁りて魚を求む(きによりてうおをもとむ)
- 機に因りて法を説け(きによりてほうをとけ)
- 昨日の襤褸今日の錦(きのうのつづれきょうのにしき)
- 昨日の友は今日の敵(きのうのともはきょうのてき)
- 昨日の淵は今日の瀬(きのうのふちはきょうのせ)
- 昨日は昨日今日は今日(きのうはきのうきょうはきょう)
- 昨日は人の身明日は我が身(きのうはひとのみあすはわがみ)
- 木の股から生まれる(きのまたからうまれる)
- 木の実は本へ(きのみはもとへ)
- 気は心(きはこころ)
- 驥尾に付す(きびにふす)
- 木仏金仏石仏(きぶつかなぶついしぼとけ)
- 季布の一諾(きふのいちだく)
- 君辱めらるれば臣死す(きみはずかしめらるればしんしす)
- 帰命頂礼(きみょうちょうらい)
- 喜名多怨(きめいたえん)
- 鬼面人を嚇す(きめんひとをおどす)
- 亀毛兎角(きもうとかく)
- 木もと竹うら(きもとたけうら)
- 肝に染みる(きもにしみる)
- 肝に銘ずる(きもにめいずる)
- 肝を煎る(きもをいる)
- 肝を落とす(きもをおとす)
- 肝を抜かれる(きもをぬかれる)
- 記問の学(きもんのがく)
- 脚踏実地(きゃくとうじっち)
- 客と剃刀は立つのがよい(きゃくとかみそりはたつのがよい)
- 客の早起き(きゃくのはやおき)
- 脚下照顧(きゃっかしょうこ)
- 杞憂(きゆう)
- 牛飲馬食(ぎゅういんばしょく)
- 窮猿奔林(きゅうえんほんりん)
- 救火揚沸(きゅうかようふつ)
- 牛換乗馬(ぎゅうかんじょうば)
- 救患分災(きゅうかんぶんさい)
- 旧慣墨守(きゅうかんぼくしゅ)
- 牛鬼蛇神(ぎゅうきだじん)
- 九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
- 九牛一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
- 急功近利(きゅうこうきんり)
- 泣斬馬謖(きゅうざんばしょく)
- 九死一生(きゅうしいっしょう)
- 九死一生(きゅうしいっしょう))
- 九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)
- 窮愁著書(きゅうしゅうちょしょ)
- 牛溲馬勃(ぎゅうしゅうばぼつ)
- 牛首を懸けて馬肉を売る(ぎゅうしゅをかけてばにくをうる)
- 牛耳を執る(ぎゅうじをとる)
- 九仞の功を一簣に欠く(きゅうじんのこうをいっきにかく)
- 窮すれば通ず(きゅうすればつうず)
- 窮すれば濫ず(きゅうすればらんす)
- 弓折矢尽(きゅうせつしじん)
- 窮鼠噛猫(きゅうそこうびょう)
- 窮鼠噛猫(きゅうそねこをかむ)
- 窮鼠猫を噛む(きゅうそねこをかむ)
- 旧態依然(きゅうたいいぜん)
- 旧調重弾(きゅうちょうじゅうだん)
- 九腸寸断(きゅうちょうすんだん)
- 窮鳥入懐(きゅうちょうにゅうかい)
- 九鼎大呂(きゅうていたいりょ)
- 旧敵宿怨(きゅうてきしゅくえん)
- 急転直下(きゅうてんちょっか)
- 牛頭馬肉(ぎゅうとうばにく)
- 朽木は雕るべからず(きゅうぼくはえるべからず)
- 朽木糞土(きゅうぼくふんど)
- 窮余一策(きゅうよいっさく)
- 汲流知源(きゅうりゅうちげん)
- 急流勇退(きゅうりゅうゆうたい)
- 笈を負う(きゅうをおう)
- 挙案斉眉(きょあんせいび)
- 教学相長(きょうがくあいちょうず)
- 矯角殺牛(きょうかくさつぎゅう)
- 鏡花水月(きょうかすいげつ)
- 強幹弱枝(きょうかんじゃくし)
- 強顔女子(きょうがんじょし)
- 澆季の世(ぎょうきのよ)
- 胸襟担白(きょうきんたんぱく)
- 薑桂の性(きょうけいのせい)
- 狂言綺語(きょうげんきご)
- 峡山超海(きょうざんちょうかい)
- 凝思寂聴(ぎょうしじゃくちょう)
- 驕奢淫逸(きょうしゃいんいつ)
- 行住坐臥(ぎょうじゅうざが)
- 拱手傍観(きょうしゅぼうかん)
- 挟書の禁(きょうしょのきん)
- 仰人鼻息(ぎょうじんびそく)
- 矯生慣養(きょうせいかんよう)
- 兄弟は後生までの契り(きょうだいはごしょうまでのちぎり)
- 兄弟は他人の始まり(きょうだいはたにんのはじまり)
- 凶多吉少(きょうたきっしょう)
- 驚天動地(きょうてんどうち)
- 今日なし得ることは明日に延ばすな(きょうなしうることはあすにのばすな)
- 京に田舎あり(きょうにいなかあり)
- 京の着倒れ大阪の食い倒れ(きょうのきだおれおおさかのくいだおれ)
- 今日の一針明日の十針(きょうのひとはりあすのとはり)
- 今日は人の身明日は我が身(きょうはひとのみあすはわがみ)
- 器用貧乏(きようびんぼう)
- 驕兵必敗(きょうへいひっぱい)
- 向壁虚構(きょうへききょこう)
- 喬木は風に折らる(きょうぼくはかぜにおらる)
- 興味索然(きょうみさくぜん)
- 狂爛を既倒に廻らす(きょうらんをきとうにめぐらす)
- 協力同心(きょうりょくどうしん)
- 虚往実帰(きょおうじっき)
- 拒諌飾非(きょかんしょくひ)
- 虚虚実実(きょきょじつじつ)
- 曲意逢迎(きょくいほうげい)
- 曲学阿世(きょくがくあせい)
- 曲肱の楽(きょくこうのらく)
- 曲高和寡(きょくこうわか)
- 旭日昇天(きょくじつしょうてん)
- 旭日昇天の勢い(きょくじつしょうてんのいきおい)
- 曲水流觴(きょくすいりゅうしょう)
- 玉石混交(ぎょくせきこんこう)
- 玉石混淆(ぎょくせきこんこう)
- 玉石同砕(ぎょくせきどうさい)
- 局天蹐地(きょくてんせきち)
- 魚懸甘餌(ぎょけいかんじ)
- 虚室生白(きょしつしょうはく)
- 御史の雨(ぎょしのあめ)
- 虚心坦懐(きょしんたんかい)
- 挙措失当(きょそしっとう)
- 挙措進退(きょそしんたい)
- 虚張声勢(きょちょうせいせい)
- 居は気を移す(きょはきをうつす)
- 漁夫の利(ぎょふのり)
- 漁夫之利(ぎょふのり)
- 毀誉褒貶(きよほうへん)
- 清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)
- 魚網鴻離(ぎょもうこうり)
- 魚遊釜中(ぎょゆうふちゅう)
- 桐壷源氏(きりつぼげんじ)
- 義理と褌は欠かされぬ(ぎりとふんどしはかかされぬ)
- 桐一葉(きりひとは)
- 機略縦横(きりゃくじゅうおう)
- 棄糧沈船(きりょうちんせん)
- 木六竹八塀十郎(きろくたけはちへいじゅうろう)
- 議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)
- 義を見てせざるは勇無きなり(ぎをみてせざるはゆうなきなり)
- 木を見て森を見ず(きをみてもりをみず)
- 錦衣玉食(きんいぎょくしょく)
- 金屋貯嬌(きんおくちょきょう)
- 槿花一日の栄(きんかいちじつのえい)
- 槿花一朝(きんかいっちょう)
- 金科玉条(きんかぎょくじょう)
- 巾幗の贈(きんかくのそう)
- 琴棋詩酒(きんきししゅ)
- 欣喜雀躍(きんきじゃくやく)
- 金玉良言(きんぎょくりょうげん)
- 謹厳実直(きんげんじっちょく)
- 謹言慎行(きんげんしんこう)
- 金言耳に逆らう(きんげんみみにさからう)
- 勤倹力行(きんけんりっこう)
- 金口木舌(きんこうぼくぜつ)
- 金谷酒数(きんこくしゅすう)
- 金鼓斉鳴(きんこせいめい)
- 筋骨隆隆(きんこつりゅうりゅう)
- 緊褌一番(きんこんいちばん)
- 禽困覆車(きんこんふくしゃ)
- 金枝玉葉(きんしぎょくよう)
- 琴瑟相和(きんしつあいわす)
- 琴瑟相和す(きんしつあいわす)
- 琴瑟相和(きんしつそうわ)
- 禽獣夷狄(きんじゅういてき)
- 近朱必赤(きんしゅひっせき)
- 謹少慎微(きんしょうしんび)
- 錦上添花(きんじょうてんか)
- 金城湯池(きんじょうとうち)
- 錦上花を添える(きんじょうはなをそえる)
- 近所合壁(きんじょがっぺき)
- 錦心繍口(きんしんしゅうこう)
- 金声玉振(きんせいぎょくしん)
- 金石の交わり(きんせきのまじわり)
- 金殿玉楼(きんでんぎょくろう)
- 金時の火事見舞い(きんときのかじみまい)
- 錦標奪帰(きんぴょうだっき)
- 吟風弄月(ぎんぷうろうげつ)
- 勤勉は成功の母(きんべんはせいこうのはは)
- 金榜題名(きんぼうだいめい)
- 謹毛失貌(きんもうしつぼう)
- 金蘭の契り(きんらんのちぎり)
- 苦あれば楽あり(くあればらくあり)
- 食い物の恨みは怖い(くいもののうらみはこわい)
- 空空寂寂(くうくうじゃくじゃく)
- 空穴来風(くうけつらいふう)
- 空谷足音(くうこくそくおん)
- 空谷の跫音(くうこくのきょうおん)
- 空前絶後(くうぜんぜつご)
- 空中楼閣(くうちゅうのろうかく)
- 空中楼閣(くうちゅうろうかく)
- 空腹にまずい物なし(くうふくにまずいものなし)
- 空腹は最高のソース(くうふくはさいこうのソース)
- 空理空論(くうりくうろん)
- 久遠実成(くおんじつじょう)
- 苦髪楽爪(くがみらくづめ)
- 公家にも襤褸(くげにもつづれ)
- 愚公移山(ぐこういざん)
- 愚公山を移す(ぐこうやまをうつす)
- 臭い物に蠅がたかる(くさいものにはえがたかる)
- 臭い物に蓋(くさいものにふた)
- 臭い者身知らず(くさいものみしらず)
- 腐っても鯛(くさってもたい)
- 草を打って蛇を驚かす(くさをうってへびをおどろかす)
- 草を結ぶ(くさをむすぶ)
- 孔子の倒れ(くじのたおれ)
- 愚者一得(ぐしゃいっとく)
- 愚者も一得(ぐしゃもいっとく)
- 苦尽甘来(くじんかんらい)
- 苦心惨憺(くしんさんたん)
- 薬九層倍(くすりくそうばい)
- 薬人を殺さず薬師人を殺す(くすりひとをころさずくすしひとをころす)
- 薬も過ぎれば毒となる(くすりもすぎればどくとなる)
- 癖ある馬に能あり(くせあるうまにのうあり)
- 管の穴から天を覗く(くだのあなからてんをのぞく)
- 口が煩い(くちがうるさい)
- 口が過ぎる(くちがすぎる)
- 口が減らない(くちがへらない)
- 口から出れば世間(くちからでればせけん)
- 口が悪い(くちがわるい)
- 朽ち木は柱にならぬ(くちきははしらにならぬ)
- 口自慢の仕事下手(くちじまんのしごとべた)
- 口では大阪の城も建つ(くちではおおさかのしろもたつ)
- 口と財布は締めるが得(くちとさいふはしめるがとく)
- 口に乗る(くちにのる)
- 口に蜜あり腹に剣あり(くちにみつありはらにけんあり)
- 口は禍の門(くちはわざわいのもん)
- 唇亡びて歯寒し(くちびるほろびてはさむし)
- 口も八丁手も八丁(くちもはっちょうてもはっちょう)
- 靴を隔てて痒きを掻く(くつをへだててかゆきをかく)
- 苦肉の策(くにくのさく)
- 国乱れて忠臣見る(くにみだれてちゅうしんあらわる)
- 国破れて山河在り(くにやぶれてさんがあり)
- 狗馬の心(くばのこころ)
- 苦は楽の種(くはらくのたね)
- 首が繋がる(くびがつながる)
- 首が飛ぶ(くびがとぶ)
- 首が回らない(くびがまわらない)
- 狗尾続貂(くびぞくちょう)
- 首振り三年ころ八年(くびふりさんねんころはちねん)
- 首を挿げ替える(くびをすげかえる)
- 首を縦に振る(くびをたてにふる)
- 首を突っ込む(くびをつっこむ)
- 求聞持法(ぐもんじほう)
- 暗がりから牛(くらがりからうし)
- 暗闇の鉄砲(くらやみのてっぽう)
- 苦しい時には親を出せ(くるしいときにはおやをだせ)
- 苦しい時の神頼み(くるしいときのかみだのみ)
- 紅は園生に植えても隠れなし(くれないはそのうにうえてもかくれなし)
- 暮れぬ先の提灯(くれぬさきのちょうちん)
- 君子危うきに近寄らず(くんしあやうきにちかよらず)
- 君子固窮(くんしこきゅう)
- 君子三戒(くんしさんかい)
- 君子三楽(くんしさんらく)
- 君子殉名(くんしじゅんめい)
- 君子の交わりは淡きこと水の若し(くんしのまじわりはあわきことみずのごとし)
- 君子不器(くんしはうつわならず)
- 君子は憂えず懼れず(くんしはうれえずおそれず)
- 君子は屋漏に愧じず(くんしはおくろうにはじず)
- 君子は器ならず(くんしはきならず)
- 君子は義に喩り小人は利に喩る(くんしはぎにさとりしょうじんはりにさとる)
- 君子懐徳(くんしはとくをおもう)
- 君子は名に殉ず(くんしはなにじゅんず)
- 君子は独りを慎む(くんしはひとりをつつしむ)
- 君子慎独(くんしはひとりをつつしむ)
- 君子は豹変す(くんしはひょうへんす)
- 君子豹変(くんしひょうへん)
- 葷酒山門(くんしゅさんもん)
- 葷酒山門に入るを許さず(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)
- 君辱臣死(くんじょくしんし)
- 君側の悪(くんそくのあく)
- 薫陶成性(くんとうせいせい)
- 群分類聚(ぐんぶんるいじゅう)
- 郡盲象を撫でる(ぐんもうぞうをなでる)
- 群盲評象(ぐんもうひょうぞう)
- 群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)
- 群羊を駆って猛虎を攻む(ぐんようをかってもうこをせむ)
- 群竜無首(ぐんりゅうむしゅ)
- 鯨飲馬食(げいいんばしょく)
- 形影相弔う(けいえいあいとむらう)
- 形影相同(けいえいそうどう)
- 形影相憐(けいえいそうりん)
- 継往開来(けいおうかいらい)
- 傾蓋故の如し(けいがいこのごとし)
- 傾蓋知己(けいがいちき)
- 謦咳に接す(けいがいにせっす)
- 傾家蕩産(けいかとうさん)
- 傾危の士(けいきのし)
- 軽求肥馬(けいきゅうひば)
- 軽裘肥馬(けいきゅうひば)
- 桂玉の艱(けいぎょくのかん)
- 軽挙妄動(けいきょもうどう)
- 鶏群一鶴(けいぐんいっかく)
- 鶏群の一鶴(けいぐんのいっかく)
- 鶏群一鶴(けいぐんのいっかく)
- 鶏口牛後(けいこうぎゅうご)
- 鶏口となるも牛後となるなかれ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)
- 閨閤の臣(けいこうのしん)
- 傾国傾城(けいこくけいせい)
- 経国大業(けいこくたいぎょう)
- 荊妻豚児(けいさいとんじ)
- 計日程功(けいじつていこう)
- 敬して遠ざく(けいしてとおざく)
- 閨秀作家(けいしゅうさっか)
- 芸術は長く人生は短し(げいじゅつはながくじんせいはみじかし)
- 経世済民(けいせいさいみん)
- 傾城に誠なし(けいせいにまことなし)
- 蛍雪(けいせつ)
- 蛍雪の功(けいせつのこう)
- 継体の君(けいたいのきみ)
- 軽諾寡信(けいだくかしん)
- 兄たり難く弟たり難し(けいたりがたくていたりがたし)
- 軽佻浮薄(けいちょうふはく)
- 敬天愛人(けいてんあいじん)
- 芸は道によって賢し(げいはみちによってかしこし)
- 芸は身を助く(げいはみをたすく)
- 繋臂の寵(けいひのちょう)
- 軽描淡写(けいびょうたんしゃ)
- 繋風捕影(けいふうほえい)
- 掲斧入淵(けいふにゅうえん)
- 桂馬の高上がり(けいまのたかあがり)
- 軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)
- 鶏鳴狗盗(けいめいくとう)
- 形名参同(けいめいさんどう)
- 鶏鳴の助(けいめいのじょ)
- 桂林一枝(けいりんいっし)
- 驚浪雷奔(けいろうらいほん)
- 怪我の功名(けがのこうみょう)
- 隙穴の臣(げきけつのしん)
- 逆鱗に触れる(げきりんにふれる)
- 下戸の建てた蔵は無い(げこのたてたくらはない)
- 下種と鷹とに餌を飼え(げすとたかとにえをかえ)
- 下衆の後知恵(げすのあとぢえ)
- 下種の勘繰り(げすのかんぐり)
- 下種の逆恨み(げすのさかうらみ)
- 下駄も仏も同じ木の切れ(げたもほとけもおなじきのきれ)
- 月下推敲(げっかすいこう)
- 月下氷人(げっかひょうじん)
- 結跏趺坐(けっかふざ)
- 月寒江清(げっかんこうせい)
- 月明星稀(げつめいせいき)
- 外面似菩薩内心如夜叉(げめんじぼさつないしんにょやしゃ)
- 螻蛄の水渡り(けらのみずわたり)
- 毛を謹みて貌を失う(けをつつしみてかたちをうしなう)
- 毛を吹いて疵を求む(けをふいてきずをもとむ)
- 牽衣頓足(けんいとんそく)
- 犬猿の仲(けんえんのなか)
- 源遠流長(げんえんりゅうちょう)
- 狷介固陋(けんかいころう)
- 喧嘩過ぎての棒千切り(けんかすぎてのぼうちぎり)
- 犬牙相制(けんがそうせい)
- 懸河の弁(けんがのべん)
- 喧嘩両成敗(けんかりょうせいばい)
- 牽強付会(けんきょうふかい)
- 言近旨遠(げんきんしえん)
- 献芹の意(けんきんのい)
- 堅苦卓絶(けんくたくぜつ)
- 言行は君子の枢機(げんくはくんしのすうき)
- 懸軍万里(けんぐんばんり)
- 元軽白俗(げんけいはくぞく)
- 喧喧囂囂(けんけんごうごう)
- 見賢思斉(けんけんしせい)
- 拳拳服膺(けんけんふくよう)
- 言行一致(げんこういっち)
- 言行枢機(げんこうすうき)
- 健康は富にまさる(けんこうはとみにまさる)
- 堅甲利兵(けんこうりへい)
- 乾坤一擲(けんこんいってき)
- 懸車の年(けんしゃのとし)
- 賢者は中道を取る(けんじゃはちゅうどうをとる)
- 賢者は長い耳と短い舌を持つ(けんじゃはながいみみとみじかいしたをもつ)
- 賢者ひだるし伊達寒し(けんじゃひだるしだてさむし)
- 堅守自盗(けんしゅじとう)
- 見性成仏(けんしょうじょうぶつ)
- 懸針垂露(けんしんすいろ)
- 現身説法(げんしんせっぽう)
- 原心定罪(げんしんていざい)
- 源清流清(げんせいりゅうせい)
- 現世利益(げんぜりやく)
- 還俗復飾(げんぞくふくしょく)
- 硯池法船(けんちほうせん)
- 堅貞不屈(けんていふくつ)
- 言伝身教(げんでんしんきょう)
- 懸頭刺股(けんとうしこ)
- 巻土重来(けんどちょうらい)
- 捲土重来(けんどちょうらい)
- 犬兎の争い(けんとのあらそい)
- 見兔放犬(けんとほうけん)
- 堅如磐石(けんにょばんじゃく)
- 堅忍不抜(けんにんふばつ)
- 堅白異同(けんぱくいどう)
- 堅白同異の弁(けんぱくどういのべん)
- 剣抜弩張(けんばつどちょう)
- 犬馬の年(けんばのとし)
- 犬馬の養(けんばのよう)
- 犬馬の労(けんばのろう)
- 犬馬之労(けんばのろう)
- 見微知著(けんびちちょ)
- 見風使舵(けんぷうしだ)
- 源平藤橘(げんぺいとうきつ)
- 権謀術数(けんぼうじゅっすう)
- 権謀術数(けんぼうじゅつすう)
- 見縫挿針(けんほうそうしん)
- 顕密諸宗(けんみつしょしゅう)
- 見毛相馬(けんもうそうば)
- 見利忘義(けんりぼうぎ)
- 居安思危(こあんしき)
- 小家から火を出す(こいえからひをだす)
- 御意見五両堪忍十両(ごいけんごりょうかんにんじゅうりょう)
- 挙一明三(こいちみょうさん)
- 恋に上下の隔て無し(こいにじょうげのへだてなし)
- 鯉の滝登り(こいのたきのぼり)
- 鯉の一跳ね(こいのひとはね)
- 恋の病に薬無し(こいのやまいにくすりなし)
- 恋は思案の外(こいはしあんのほか)
- 恋は盲目(こいはもうもく)
- 広大無辺(こういだいむへん)
- 紅一点(こういってん)
- 香囲粉陣(こういふんじん)
- 荒淫無恥(こういんむち)
- 光陰矢の如し(こういんやのごとし)
- 光陰流水(こういんりゅうすい)
- 江雲渭樹(こううんいじゅ)
- 行雲流水(こううんりゅうすい)
- 後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)
- 高閣に束ぬ(こうかくにつかぬ)
- 豪華絢爛(ごうかけんらん)
- 膏火自煎(こうかじせん)
- 効果覿面(こうかてきめん)
- 鴻雁哀鳴(こうがんあいめい)
- 抗顔為師(こうがんいし)
- 高岸深谷(こうがんしんこく)
- 傲岸不遜(ごうがんふそん)
- 厚顔無恥(こうがんむち)
- 剛毅果断(ごうきかだん)
- 綱紀粛正(こうきしゅくせい)
- 剛毅木訥(ごうきぼくとつ)
- 剛毅木訥仁に近し(ごうきぼくとつじんにちかし)
- 孔丘盗跖(こうきゅうとうせき)
- 綱挙目張(こうきょもくちょう)
- 肯綮に中たる(こうけいにあたる)
- 好景不長(こうけいふちょう)
- 口血未乾(こうけつみかん)
- 黄絹幼婦(こうけんようふ)
- 巧言令色(こうげんれいしょく)
- 巧言令色鮮し仁(こうげんれいしょくすくなしじん)
- 孝行をしたい時分に親はなし(こうこうをしたいじぶんにおやはなし)
- 後顧の憂い(こうこのうれい)
- 高材疾足(こうざいしっそく)
- 光彩奪目(こうさいだつもく)
- 幸災楽禍(こうさいらくか)
- 光彩陸離(こうさいりくり)
- 高山景行(こうざんけいこう)
- 恒産恒心(こうさんこうしん)
- 恒産無き者は恒心無し(こうさんなきものはこうしんなし)
- 高山流水(こうざんりゅうすい)
- 高視闊歩(こうしかっぽ)
- 口耳講説(こうじこうせつ)
- 行尸走肉(こうしそうにく)
- 好事多魔(こうじたま)
- 口耳の学(こうじのがく)
- 孔子の孫(こうしのまご)
- 好事魔多し(こうじまおおし)
- 孔子も時に遇わず(こうしもときにあわず)
- 好事も無きに如かず(こうじもなきにしかず)
- 好事門を出でず(こうじもんをいでず)
- 巧取豪奪(こうしゅごうだつ)
- 口尚乳臭(こうしょうにゅうしゅう)
- 攻城略地(こうじょうりゃくち)
- 校書掃塵(こうしょそうじん)
- 公序良俗(こうじょりょうぞく)
- 黄塵万丈(こうじんばんじょう)
- 後生可畏(こうせいおそるべし)
- 後生畏るべし(こうせいおそるべし)
- 孔席暖まらず墨突黔まず(こうせきあたたまらずぼくとつくろまず)
- 傲然屹立(ごうぜんきつりつ)
- 恍然大悟(こうぜんたいご)
- 浩然の気(こうぜんのき)
- 浩然之気(こうぜんのき)
- 浩然の気を養う(こうぜんのきをやしなう)
- 鴻漸の翼(こうぜんのつばさ)
- 好大喜功(こうだいきこう)
- 交淡如水(こうたんじょすい)
- 巧遅拙速(こうちせっそく)
- 巧遅は拙速に如かず(こうちはせっそくにしかず)
- 口中雌黄(こうちゅうしおう)
- 口誅筆伐(こうちゅうひつばつ)
- 高枕無憂(こうちんむゆう)
- 黄道吉日(こうどうきちにち)
- 交頭接耳(こうとうせつじ)
- 荒唐無稽(こうとうむけい)
- 紅灯緑酒(こうとうりょくしゅ)
- 狡兔三窟(こうとさんくつ)
- 狡兎死して走狗烹らる(こうとししてそうくにらる)
- 狡兔良狗(こうとりょうく)
- 郷に入っては郷に従う(ごうにいってはごうにしたがう)
- 黄髪垂髫(こうはつすいちょう)
- 孝は百行の本(こうはひゃっこうのもと)
- 好評嘖嘖(こうひょうさくさく)
- 光風霽月(こうふうせいげつ)
- 行不由径(こうふゆけい)
- 紅粉青蛾(こうふんせいが)
- 公平無私(こうへいむし)
- 光芒一閃(こうぼういっせん)
- 厚貌深情(こうぼうしんじょう)
- 弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)
- 弘法は筆を択ばず(こうぼうはふでをえらばず)
- 光芒万丈(こうぼうばんじょう)
- 豪放磊落(ごうほうらいらく)
- 高木は風に倒る(こうぼくはかぜにたおる)
- 合浦珠還(ごうほしゅかん)
- 口蜜腹剣(こうみつふくけん)
- 光明磊落(こうみょうらいらく)
- 功名を竹帛に垂る(こうみょうをちくはくにたる)
- 公明正大(こうめいせいだい)
- 毫毛斧柯(ごうもうふか)
- 紅毛碧眼(こうもうへきがん)
- 蝙蝠も鳥のうち(こうもりもとりのうち)
- 紺屋の明後日(こうやのあさって)
- 紺屋の白袴(こうやのしろばかま)
- 後来居上(こうらいこじょう)
- 興利除弊(こうりじょへい)
- 降竜伏虎(こうりゅうふくこ)
- 黄梁一炊(こうりょういっすい)
- 黄粱一炊の夢(こうりょういっすいのゆめ)
- 膏粱子弟(こうりょうしてい)
- 甲論乙駁(こうろんおつばく)
- 高論卓説(こうろんたくせつ)
- 五蘊皆空(ごうんかいくう)
- 孤雲野鶴(こうんやかく)
- 孤影悄然(こえいしょうぜん)
- 孤影蕭然(こえいしょうぜん)
- 呉越同舟(ごえつどうしゅう)
- 胡越の意(こえつのい)
- 声なきに聴き形なきに視る(こえなきにききかたちなきにみる)
- 古往今来(こおうこんらい)
- 氷に鏤め水に描く(こおりにちりばめみずにかく)
- 五戒十重(ごかいじっじゅう)
- 湖海の士(こかいのし)
- 狐仮虎威(こかこい)
- 呉下の阿蒙(ごかのあもう)
- 呉下阿蒙(ごかのあもう)
- 五顔六色(ごがんろくしょく)
- 古稀(こき)
- 狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)
- 呼牛呼馬(こぎゅうこば)
- 呉牛喘月(ごぎゅうぜんげつ)
- 呉牛喘月(ごぎゅうつきにあえぐ)
- 呉牛月に喘ぐ(ごぎゅうつきにあえぐ)
- 梧丘の魂(ごきゅうのこん)
- 故郷に錦を飾る(こきょうににしきをかざる)
- 黒衣宰相(こくえさいしょう)
- 告往知来(こくおうちらい)
- 刻苦勉励(こくくべんれい)
- 告朔の餽羊(こくさくのきよう)
- 告朔餼羊(こくさくのきよう)
- 国士無双(こくしむそう)
- 刻舟求剣(こくしゅうきゅうけん)
- 黒白分明(こくびゃくぶんめい)
- 極楽願わんより地獄作るな(ごくらくねがわんよりじごくつくるな)
- 国利民福(こくりみんぷく)
- 刻露清秀(こくろせいしゅう)
- 狐群狗党(こぐんくとう)
- 孤軍奮闘(こぐんふんとう)
- 虎渓三笑(こけいさんしょう)
- 虎穴に入らずんば虎児を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
- 虚仮の一心(こけのいっしん)
- 沽券に関わる(こけんにかかわる)
- 股肱の臣(ここうのしん)
- 虎口を逃れて竜穴に入る(ここうをのがれてりゅうけつにいる)
- ここばかりに日は照らぬ(ここばかりにひはてらぬ)
- 心が消える(こころがきえる)
- 心が騒ぐ(こころがさわぐ)
- 心ここに在らざれば視れども見えず(こころここにあらざればみれどもみえず)
- 志ある者は事遂に成る(こころざしあるものはことついになる)
- 志は髪の筋(こころざしはかみのすじ)
- 心に垣をせよ(こころにかきをせよ)
- 心の鬼が身を責める(こころのおにがみをせめる)
- 心は二つ身は一つ(こころはふたつみはひとつ)
- 心安いは不和のもと(こころやすいはふわのもと)
- 心を砕く(こころをくだく)
- 心を許す(こころをゆるす)
- 古今東西(ここんとうざい)
- 古今独歩(ここんどっぽ)
- 乞食を三日すればやめられぬ(こじきをみっかすればやめられぬ)
- 虎視眈眈(こしたんたん)
- 五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)
- 小姑一人は鬼千匹に向かう(こじゅうとひとりはおにせんびきにむかう)
- 五十にして四十九年の非を知る(ごじゅうにしてしじゅうくねんのひをしる)
- 五十にして天命を知る(ごじゅうにしててんめいをしる)
- 後生大事(ごしょうだいじ)
- 弧掌鳴らし難し(こしょうならしがたし)
- 後生願いの六性悪(ごしょうねがいのろくしょうわる)
- 孤城落日(こじょうらくじつ)
- 古色蒼然(こしょくそうぜん)
- 故事来歴(こじらいれき)
- 古人の糟魄(こじんのそうはく)
- 五臓六腑(ごぞうろっぷ)
- 五臓六腑に沁みわたる(ごぞうろっぷにしみわたる)
- 炬燵で河豚汁(こたつでふぐじる)
- 壺中の天(こちゅうのてん)
- 壺中之天(こちゅうのてん)
- 胡蝶の夢(こちょうのゆめ)
- 克己復礼(こっきふくれい)
- 刻苦勉励(こっくべんれい)
- 凝っては思案に能わず(こってはしあんにあたわず)
- 骨肉相食む(こつにくあいはむ)
- 事が延びれば尾鰭が付く(ことがのびればおひれがつく)
- 琴柱に膠す(ことじににかわす)
- 言葉は国の手形(ことばはくにのてがた)
- 言葉は心の使い(ことばはこころのつかい)
- 言葉は身の文(ことばはみのあや)
- 五斗米の為に腰を折る(ごとべいのためにこしをおる)
- 子供の喧嘩に親が出る(こどものけんかにおやがでる)
- 小糠三合持ったら婿に行くな(こぬかさんごうもったらむこにいくな)
- この親にしてこの子あり(このおやにしてこのこあり)
- 子の心親知らず(このこころおやしらず)
- 子は鎹(こはかすがい)
- 子は三界の首枷(こはさんがいのくびかせ)
- 胡馬北風に嘶く(こばほくふうにいななく)
- 五風十雨(ごふうじゅう)
- 五風十雨(ごふうじゅうう)
- 鼓腹撃壌(こふくげきじょう)
- 鼓舞激励(こぶげきれい)
- 孤峰絶岸(こほうぜつがん)
- 枯木寒厳(こぼくかんがん)
- 独楽の舞い倒れ(こまのまいだおれ)
- ごまめの歯軋り(ごまめのはぎしり)
- 米の飯より思し召し(こめのめしよりおぼしめし)
- 米を数えて炊ぐ(こめをかぞえてかしぐ)
- 子養わんと欲すれども親待たず(こやしなわんとほっすれどもおやまたず)
- 子故に迷う親心(こゆえにまようおやごころ)
- 孤立無援(こりつむえん)
- 五里霧中(ごりむちゅう)
- 転がる石には苔が生えぬ(ころがるいしにはこけがはえぬ)
- 転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)
- 転んでもただは起きぬ(ころんではただはおきぬ)
- コロンブスの卵(ころんぶすのたまご)
- 子を知るは父に若くはなし(こをしるはちちにしくはなし)
- 子を見ること親に如かず(こをみることおやにしかず)
- 子を持って知る親の恩(こをもってしるおやのおん)
- 困苦欠乏(こんくけつぼう)
- 金剛不壊(こんごうふえ)
- 言語道断(ごんごどうだん)
- 今是昨非(こんぜさくひ)
- 渾然一体(こんぜんいったい)
- 権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる(ごんべえがたねまきゃからすがほじくる)
- 金輪奈落(こんりんならく)
- 才余りありて識足らず(さいあまりありてしきたらず)
- 塞翁之馬(さいおうが)
- 塞翁が馬(さいおうがうま)
- 採菓汲水(さいかきっすい)
- 才気煥発(さいきかんぱつ)
- 細工は流流仕上げを御賢じろ(さいくはりゅうりゅうしあげをごろうじろ)
- 歳月人を待たず(さいげつひとをまたず)
- 最後に笑う者が最もよく笑う(さいごにわらうものがもっともよくわらう)
- 才子佳人(さいしかじん)
- 才子才に倒れる(さいしさいにたおれる)
- 才子多病(さいしたびょう)
- 載舟覆舟(さいしゅうふくしゅう)
- 才色兼備(さいしょくけんび)
- 采薪の憂い(さいしんのうれい)
- 材大なれば用を為し難し(ざいだいなればようをなしがたし)
- 採長補短(さいちょうほたん)
- 賽は投げられた(さいはなげられた)
- 財宝は地獄の家苞(ざいほうはじごくのいえづと)
- 竿竹で星を打つ(さおだけでほしをうつ)
- 竿の先に鈴(さおのさきにすず)
- 魚は殿様に焼かせよ(さかなはとのさまにやかせよ)
- 酒屋へ三里豆腐屋へ二里(さかやへさんりとうふやへにり)
- 先立つ物は金(さきだつものはかね)
- 先棒を担ぐ(さきぼうをかつぐ)
- 鷺を烏と言う(さぎをからすという)
- 先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす)
- 策士策に溺れる(さくしさくにおぼれる)
- 削足適履(さくそくてきり)
- 桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿(さくらきるばかうめきらぬばか)
- 酒なくて何の己れが桜かな(さけなくてなんのおのれがさくらかな)
- 酒飲み本性違わず(さけのみほんしょうたがわず)
- 酒は憂いの玉箒(さけはうれいのたまははき)
- 酒は燗肴は刺身酌は髱(さけはかんさかなはさしみしゃくはたぼ)
- 酒は天の美禄(さけはてんのびろく)
- 酒は百薬の長(さけはひゃくやくのちょう)
- 雑魚の魚交じり(ざこのととまじり)
- 砂上の楼閣(さじょうのろうかく)
- 左袒(さたん)
- 沙中の偶語(さちゅうのぐうご)
- 鯖を読む(さばをよむ)
- 皿嘗めた猫が科を負う(さらなめたねこがとがをおう)
- 去り跡へは行くとも死に跡へは行くな(さりあとへはいくともしにあとへはいくな)
- 猿の尻笑い(さるのしりわらい)
- 猿も木から落ちる(さるもきからおちる)
- 去る者は追わず(さるものはおわず)
- 去る者は日々に疎し(さるものはひびにうとし)
- 触らぬ神に祟り無し(さわらぬかみにたたりなし)
- 三雨来たらんとして風楼に満つ(さんうきたらんとしてかぜろうにみつ)
- 三界に家無し(さんがいにいえなし)
- 三界の火宅(さんかいのかたく)
- 三寒四温(さんかんしおん)
- 山高水長(さんこうすいちょう)
- 三顧の礼(さんこのれい)
- 三顧之礼(さんこのれい)
- 三三五五(さんさんごご)
- 山紫水明(さんしすいめい)
- 三枝の礼(さんしのれい)
- 三尺去って師の影を踏まず(さんじゃくさってしのかげをふまず)
- 三舎を避く(さんしゃをさく)
- 三十にして立つ(さんじゅうにしてたつ)
- 三十六計逃げるに如かず(さんじゅうろっけいにげるにしかず)
- 山椒は小粒でもぴりりと辛い(さんしょうはこつぶでもぴりりとからい)
- 斬新奇抜(ざんしんきばつ)
- 三寸の舌に五尺の身を亡ぼす(さんすんのしたにごしゃくのみをほろぼす)
- 山中暦日無し(さんちゅうれきじつなし)
- 三度の火事より一度の後家(さんどのかじよりいちどのごけ)
- 三度目の正直(さんどめのしょうじき)
- 三人行えば必ず我が師(さんにんおこなえばかならずわがしあり)
- 三人市虎をなす(さんにんしこをなす)
- 三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)
- 三年飛ばず鳴かず(さんねんとばずなかず)
- 三拝九拝(さんぱいきゅうはい)
- 散髪箕踞(さんぱつききょ)
- 三遍回って煙草にしょ(さんべんまわってたばこにしょ)
- 三位一体(さんみいったい)
- 山容水態(さんようすいたい)
- 算を乱す(さんをみだす)
- 尸位素餐(しいそさん)
- 慈烏反哺(じうはんぽ)
- 四海兄弟(しかいけいてい)
- 志学(しがく)
- 四角な座敷を丸く掃く(しかくなざしきをまるくはく)
- 自画自賛(じがじさん)
- 自家撞着(じかどうちゃく)
- 自家薬籠(じかやくろう)
- 自家薬籠中の物(じかやくろうちゅうのもの)
- 鹿を逐う者は山を見ず(しかをおうものはやまをみず)
- 鹿を指して馬となす(しかをさしてうまとなす)
- 只管打座(しかんだざ)
- 色即是空(しきそくぜくう)
- 自給自足(じきゅうじそく)
- 四苦八苦(しくはっく)
- 自業自得(じごうじとく)
- 地獄極楽はこの世にあり(じごくごくらくはこのよにあり)
- 地獄で仏に会ったよう(じごくでほとけにあったよう)
- 地獄の釜の蓋が開く(じごくのかまのふたがあく)
- 地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)
- 指呼の間(しこのかん)
- 士魂商才(しこんしょうさい)
- 屍山血河(しざんけつが)
- 肉食った報い(ししくったむくい)
- 獅子身中の虫(しししんちゅうのむし)
- 事実は小説よりも奇なり(じじつはしょうせつよりもきなり)
- 死して後已む(ししてのちやむ)
- 獅子の子落し(ししのこおとし)
- 獅子奮迅(ししふんじん)
- 四十がったり(しじゅうがったり)
- 四十にして惑わず(しじゅうにしてまどわず)
- 自縄自縛(じじょうじばく)
- 爾汝の交わり(じじょのまじわり)
- 死屍を鞭打つ(ししをむちうつ)
- 地震雷火事親父(じしんかみなりかじおやじ)
- 沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり(しずむせあればうかぶせあり)
- 死生命あり(しせいめいあり)
- 死せる孔明生ける仲達を走らす(しせるこうめいいけるちゅうたつをはしらす)
- 自然淘汰(しぜんとうた)
- 志操堅固(しそうけんご)
- 士族の商法(しぞくのしょうほう)
- 児孫のために美田を買わず(じそんのためにびでんをかわず)
- 時代錯誤(じだいさくご)
- 親しき仲にも礼儀あり(したしきなかにもれいぎあり)
- 滴り積もりて淵となる(したたりつもりてふちとなる)
- 舌の先で丸め込む(したのさきでまるめこむ)
- 舌は禍の根(したはわざわいのね)
- 舌を出す(したをだす)
- 舌を鳴らす(したをならす)
- 舌を振るう(したをふるう)
- 舌を巻く(したをまく)
- 四知(しち)
- 七十にして矩を踰えず(しちじゅうにしてのりをこえず)
- 七転八起(しちてんはっき)
- 七転八倒(しちてんばっとう)
- 七歩の才(しちほのさい)
- 七歩之才(しちほのさい)
- 死中に活を求める(しちゅうにかつをもとめる)
- 四通八達(しつうはったつ)
- 実事求是(じつじきゅうぜ)
- 質実剛健(しつじつごうけん)
- 叱咤激励(しったげきれい)
- 七珍万宝(しっちんまんぽう)
- 失敗は成功の母(しっぱいはせいこうのはは)
- 疾風迅雷(しっぷうじんらい)
- 疾風に勁草を知る(しっぷうにけいそうをしる)
- 櫛風沐雨(しっぷうもくう)
- 十遍読むより一遍写せ(じっぺんよむよりいっぺんうつせ)
- 湿を悪んで下きに居る(しつをにくんでひくきにおる)
- 死人に口無し(しにんにくちなし)
- 死ぬ者貧乏(しぬものびんぼう)
- 士農工商(しのうこうしょう)
- 士は己れを知る者の為に死す(しはおのれをしるもののためにしす)
- 死馬の骨を買う(しばのほねをかう)
- 四百四病の外(しひゃくしびょうのほか)
- 四分五裂(しぶんごれつ)
- 自暴自棄(じぼうじき)
- 自慢は知恵の行き止まり(じまんはちえのゆきどまり)
- 四面楚歌(しめんそか)
- 駟も舌に及ばず(しもしたにおよばず)
- 駟不及舌(しもしたにおよばず)
- 霜を履みて堅氷至る(しもをふみてけんぴょういたる)
- 釈迦に経(しゃかにきょう)
- 釈迦に説法(しゃかにせっぽう)
- 杓子定規(しゃくしじょうぎ)
- 杓子は耳掻きの代わりにならず(しゃくしはみみかきのかわりにならず)
- 弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)
- 寂滅為楽(じゃくめついらく)
- 尺を枉げて尋を直くす(しゃくをまげてじんをなおくす)
- 洒洒落落(しゃしゃらくらく)
- 社稷の臣(しゃしょくのしん)
- 尺蠖の屈めるは伸びんがため(しゃっかくのかがめるはのびんがため)
- 蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)
- 蛇は寸にして人を呑む(じゃはすんにしてひとをのむ)
- 沙弥から長老にはなれぬ(しゃみからちょうろうにはなれぬ)
- 縦横無尽(じゅうおうむじん)
- 秀外恵中(しゅうがいけいちゅう)
- 衆寡敵せず(しゅうかてきせず)
- 習慣は第二の天性なり(しゅうかんはだいにのてんせいなり)
- 衆議一決(しゅうぎいっけつ)
- 羞月閉花(しゅうげつへいか)
- 自由自在(じゆうじざい)
- 周章狼狽(しゅうしょうろうばい)
- 衆人環視(しゅうじんかんし)
- 修身斉家(しゅうしんせいか)
- 修身斉家治国平天下(しゅうしんせいかちこくへいてんか)
- 秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)
- 縦塗横抹(じゅうとおうまつ)
- 姑の仇を嫁が討つ(しゅうとめのあだをよめがうつ)
- 十年一日(じゅうねんいちじつ)
- 秋波(しゅうは)
- 重箱の隅を楊枝でほじくる(じゅうばこのすみをようじでほじくる)
- 秋風索莫(しゅうふうさくばく)
- 十目の見る所十指の指す所(じゅうもくのみるところじっしのさすところ)
- 十羊九牧(じゅうようきゅうぼく)
- 柔能く剛を制す(じゅうよくごうをせいす)
- 雌雄を決す(しゆうをけっす)
- 主客転倒(しゅかくてんとう)
- 樹下石上(じゅかせきじょう)
- 熟読玩味(じゅくどくがんみ)
- 熟慮断行(じゅくりょだんこう)
- 守株(しゅしゅ)
- 守株待兎(しゅしゅたいと)
- 首鼠両端(しゅそりょうたん)
- 酒池肉林(しゅちにくりん)
- 出処進退(しゅっしょしんたい)
- 出藍の誉れ(しゅつらんのほまれ)
- 出藍之誉(しゅつらんのほまれ)
- 朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる)
- 酒嚢飯袋(しゅのうはんたい)
- 首尾一貫(しゅびいっかん)
- 純一無雑(じゅんいつむざつ)
- 春秋に富む(しゅんじゅうにとむ)
- 春秋の筆法(しゅんじゅうのひっぽう)
- 春宵一刻直千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)
- 春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)
- 淳風美俗(じゅんぷうびぞく)
- 順風満帆(じゅんぷうまんぱん)
- 春眠暁を覚えず(しゅんみんあかつきをおぼえず)
- 上意下達(じょういかたつ)
- 小異を捨てて大同につく(しょういをすててだいどうにつく)
- 城下の盟(じょうかのめい)
- 城狐社鼠(じょうこしゃそ)
- 正直の頭に神宿る(しょうじきのこうべにかみやどる)
- 正直は一生の宝(しょうじきはいっしょうのたから)
- 正直者が馬鹿を見る(しょうじきものがばかをみる)
- 盛者必衰(じょうしゃひっすい)
- 生者必滅(しょうじゃひつめつ)
- 常住坐臥(じょうじゅうざが)
- 常住不断(じょうじゅうふだん)
- 生生世世(しょうじょうせぜ)
- 霄壤の差(しょうじょうのさ)
- 小人閑居して不善をなす(しょうじんかんきょしてふぜんをなす)
- 正真正銘(しょうしんしょうめい)
- 小人罪無し壁を懐いて罪有り(しょうじんつみなしたまをいだいてつみあり)
- 小心翼翼(しょうしんよくよく)
- 上手の手から水が漏れる(じょうずのてからみずがもれる)
- 小智は菩提の妨げ(しょうちはぼだいのさまたげ)
- 掌中の珠(しょうちゅうのたま)
- 少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)
- 少年よ大志を抱け(しょうねんよたいしをいだけ)
- 賞は厚くし罰は薄くすべし(しょうはあつくしばつはうすくすべし)
- 松柏後凋(しょうはくごちょう)
- 焦眉の急(しょうびのきゅう)
- 勝負は時の運(しょうぶはときのうん)
- 正法に不思議なし(しょうぽうにふしぎなし)
- 枝葉末節(しようまっせつ)
- 証文の出し遅れ(しょうもんのだしおくれ)
- 将を射んと欲すれば先ず馬を射よ(しょうをいんとほっすればまずうまをいよ)
- 小を捨てて大に就く(しょうをすててだいにつく)
- 諸行無常(しょぎょうむじょう)
- 食言(しょくげん)
- 蜀犬吠日(しょくけんはいじつ)
- 食指が動く(しょくしがうごく)
- 初志貫徹(しょしかんてつ)
- 女子と小人とは養い難し(じょしとしょうじんとはやしないがたし)
- 初心忘るべからず(しょしんわするべからず)
- 諸説紛紛(しょせつふんぷん)
- 蜀犬日に吠ゆ(しょっけんひにほゆ)
- 白河夜船(しらかわよふね)
- 知らざるを知らずとせよ、これ知るなり(しらざるをしらずとせよ、これしるなり)
- 知らぬが仏(しらぬがほとけ)
- 知らぬは亭主ばかりなり(しらぬはていしゅばかりなり)
- 知らぬ仏より馴染みの鬼(しらぬほとけよりなじみのおに)
- 白羽の矢が立つ(しらはのやがたつ)
- 尻が据わる(しりがすわる)
- 尻が長い(しりがながい)
- 尻が割れる(しりがわれる)
- 尻食らえ観音(しりくらえかんのん)
- 而立(じりつ)
- 尻に敷く(しりにしく)
- 尻に付く(しりにつく)
- 支離滅裂(しりめつれつ)
- 思慮分別(しりょふんべつ)
- 尻を捲る(しりをまくる)
- 尻を持ち込む(しりをもちこむ)
- 知る者は言わず言う者は知らず(しるものはいわずいうものはしらず)
- 吝ん坊の柿の種(しわんぼうのかきのたね)
- 詩を作るより田を作れ(しをつくるよりたをつくれ)
- 心猿意馬(しんえんいば)
- 心機一転(しんきいってん)
- 神機妙算(しんきみょうさん)
- 人口に膾炙す(じんこうにかいしゃす)
- 沈香も焚かず屁もひらず(じんこうもたかずへもひらず)
- 深山幽谷(しんざんゆうこく)
- 参差錯落(しんしさくらく)
- 唇歯輔車(しんしほしゃ)
- 仁者は憂えず(じんしゃはうれえず)
- 仁者は山を楽しむ(じんしゃはやまをたのしむ)
- 神出鬼没(しんしゅつきぼつ)
- 尋常一様(じんじょういちよう)
- 信賞必罰(しんしょうひつばつ)
- 針小棒大(しんしょうぼうだい)
- 人事を尽くして天命を待つ(じんじをつくしててんめいをまつ)
- 新進気鋭(しんしんきえい)
- 信心は徳の余り(しんじんはとくのあまり)
- 薪水の労(しんすいのろう)
- 人生意気に感ず(じんせいいきにかんず)
- 人生七十古来稀なり(じんせいしちじゅうこらいまれなし)
- 人生字を識るは憂患の始め(じんせいじをしるはゆうかんのはじめ)
- 人跡未踏(じんせきみとう)
- 迅速果断(じんそくかだん)
- 進退これ谷まる(しんたいこれきわまる)
- 身体髪膚(しんたいはっぷ)
- 身体髪膚これを父母に受く(しんたいはっぷこれをふぼにうく)
- 進退両難(しんたいりょうなん)
- 死んだ子の年を数える(しんだこのとしをかぞえる)
- 新陳代謝(しんちんたいしゃ)
- 死んで花実が咲くものか(しんではなみがさくものか)
- 心頭滅却(しんとうめっきゃく)
- 心頭を滅却すれば火もまた涼し(しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし)
- 親は泣き寄り他人は食い寄り(しんはなきよりたにんはくいより)
- 人品骨柄(じんぴんこつがら)
- 心腹の友(しんぷくのとも)
- 深謀遠慮(しんぼうえんりょ)
- 辛抱する木に金が生る(しんぼうするきにかねがなる)
- 人面獣心(じんめんじゅうしん)
- 人面桃花(じんめんとうか)
- 森羅万象(しんらばんしょう)
- 粋が身を食う(すいがみをくう)
- 水火を辞せず(すいかをじせず)
- 酔眼朦朧(すいがんもうろう)
- 随喜渇仰(ずいきかつごう)
- 炊臼の夢(すいきゅうのゆめ)
- 水魚の交わり(すいぎょのまじわり)
- 水魚之交(すいぎょのまじわり)
- 推敲(すいこう)
- 随処作主(ずいしょさくしゅ)
- 酔生夢死(すいせいむし)
- 垂涎の的(すいぜんのまと)
- 水中に火を求む(すいちゅうにひをもとむ)
- 翠帳紅閨(すいちょうこうけい)
- 水天髣髴(すいてんほうふつ)
- 酔歩蹣跚(すいほまんさん)
- 酸いも甘いも噛み分ける(すいもあまいもかみわける)
- 垂簾の政(すいれんのまつりごと)
- 据え膳食わぬは男の恥(すえぜんくわぬはおとこのはじ)
- 末の露本の雫(すえのつゆもとのしずく)
- 頭寒足熱(ずかんそくねつ)
- 好きこそ物の上手なれ(すきこそもののじょうずなれ)
- 過ぎたるは猶及ばざるが如し(すぎたるはなおおよばざるがごとし)
- 空き腹にまずい物なし(すきはらにまずいものなし)
- 杜撰(ずさん)
- 雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)
- 捨てる神あれば拾う神あり(すてるかみあればひろうかみあり)
- 脛に傷持つ(すねにきずもつ)
- 全ての道はローマに通ず(すべてのみちはろおまにつうず)
- すまじきものは宮仕え(すまじきものはみやづかえ)
- 住めば都(すめばみやこ)
- 相撲に勝って勝負に負ける(すもうにかってしょうぶにまける)
- 駿河の富士と一里塚(するがのふじといちりづか)
- 寸進尺退(すんしんしゃくたい)
- 寸善尺魔(すんぜんしゃくま)
- 寸鉄人を刺す(すんてつひとをさす)
- 寸を枉げて尺を信ぶ(すんをまげてしゃくをのぶ)
- 井蛙の見(せいあのけん)
- 井蛙はもって海を語るべからず(せいあはもってうみをかたるべからず)
- 青雲の志(せいうんのこころざし)
- 青雲之志(せいうんのこころざし)
- 青眼白眼(せいがんはくがん)
- 晴好雨奇(せいこううき)
- 晴耕雨読(せいこううどく)
- 正鵠を射る(せいこくをいる)
- 生殺与奪(せいさつよだつ)
- 西施之顰(せいしのひそみ)
- 西施捧心(せいしほうしん)
- 青春は岐点の軌跡である(せいしゅんはきてんのきせきである)
- 精神一到何事か成らざらん(せいしんいっとうなにごとかならざらん)
- 清水に魚棲まず(せいすいにうおすまず)
- 正正堂堂(せいせいどうどう)
- 生生流転(せいせいるてん)
- 清濁併せ呑む(せいだくあわせのむ)
- 掣肘(せいちゅう)
- 井底之蛙(せいていのあ)
- 急いては事を仕損じる(せいてはことをしそんじる)
- 青天の霹靂(せいてんのへきれき)
- 青天霹靂(せいてんのへきれき)
- 青天白日(せいてんはくじつ)
- 生は難く死は易し(せいはかたくしはやすし)
- 清風明月(せいふうめいげつ)
- 勢力伯仲(せいりょくはくちゅう)
- 精励恪勤(せいれいかっきん)
- 清廉潔白(せいれんけっぱく)
- 積悪の家には必ず余殃有り(せきあくのいえにはかならずよおうあり)
- 席暖まるに暇あらず(せきあたたまるにいとまあらず)
- 積羽舟を沈む(せきうふねをしずむ)
- 積善の家には必ず余慶有り(せきぜんのいえにはかならずよけいあり)
- 責任転嫁(せきにんてんか)
- 世間は張り物(せけんははりもの)
- 是是非非(ぜぜひひ)
- 雪案蛍窓(せつあんけいそう)
- 折角(せっかく)
- 折檻(せっかん)
- 席捲(せっけん)
- 切磋琢磨(せっさたくま)
- 切歯扼腕(せっしやくわん)
- 絶体絶命(ぜったいぜつめい)
- 雪中の松栢(せっちゅうのしょうはく)
- 雪隠で饅頭(せっちんでまんじゅう)
- 雪隠の錠前(せっちんのじょうまえ)
- 窃斧の疑い(せっぷのうたがい)
- 節を折る(せつをおる)
- 世道人心(せどうじんしん)
- 銭ある時は鬼をも使う(ぜにあるときはおにをもつかう)
- 背に腹は代えられぬ(せにはらはかえられぬ)
- 狭き門より入れ(せまきもんよりはいれ)
- 瀬を踏んで淵を知る(せをふんでふちをしる)
- 浅学非才(せんがくひさい)
- 千客万来(せんきゃくばんらい)
- 千金の子は市に死せず(せんきんのこはいちにしせず)
- 千金の子は盗賊に死せず(せんきんのこはとうぞくにしせず)
- 千軍万馬(せんぐんばんば)
- 千軍万馬(せんぐんまんば)
- 千軒あれば共過ぎ(せんげんあればともすぎ)
- 千言万語(せんげんばんご)
- 千石取れば万石羨む(せんごくとればまんごくうらやむ)
- 千古不易(せんこふえき)
- 前後不覚(ぜんごふかく)
- 千載一遇(せんざいいちぐう)
- 千差万別(せんさばんべつ)
- 千思万考(せんしばんこう)
- 千姿万態(せんしばんたい)
- 浅酌低唱(せんしゃくていしょう)
- 前車の覆るは後車の戒め(ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ)
- 前車之轍(ぜんしゃのてつ)
- 前車の轍を踏む(ぜんしゃのてつをふむ)
- 千秋万歳(せんしゅうばんざい)
- 千秋万歳(せんしゅうばんぜい)
- 千畳敷に寝ても畳一枚(せんじょうじきにねてもたたみいちまい)
- 善書は紙筆を選ばず(ぜんしょはしひつをえらばず)
- 全身全霊(ぜんしんぜんれい)
- 千辛万苦(せんしんばんく)
- 前人未踏(ぜんじんみとう)
- 先生と言われる程の馬鹿でなし(せんせいといわれるほどのばかでなし)
- 戦戦兢兢(せんせんきょうきょう)
- 戦戦恐恐(せんせんきょうきょう)
- 前代未聞(ぜんだいみもん)
- 然諾を重んず(ぜんだくをおもんず)
- 栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)
- 船頭多くして船山に上る(せんどうおおくしてふねやまにのぼる)
- 前途多難(ぜんとたなん)
- 前途洋洋(ぜんとようよう)
- 前度劉郎(ぜんどりゅうろう)
- 前途遼遠(ぜんとりょうえん)
- 先入主となる(せんにゅうしゅとなる)
- 善の裏は悪(ぜんのうらはあく)
- 善は急げ(ぜんはいそげ)
- 千篇一律(せんぺんいちりつ)
- 千変万化(せんぺんばんか)
- 千万人と雖も吾往かん(せんまんにんといえどもわれゆかん)
- 千万無量(せんまんむりょう)
- 前門の虎後門の狼(ぜんもんのとらこうもんのおおかみ)
- 先憂後楽(せんゆうこうらく)
- 千羊の皮は一狐の腋に如かず(せんようのかわはいっこのえきにしかず)
- 千里駕を命ず(せんりがをめいず)
- 千里眼(せんりがん)
- 千里同風(せんりどうふう)
- 千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから)
- 千里の道も一歩より始まる(せんりのみちもいっぽよりはじまる)
- 千慮の一失(せんりょのいっしつ)
- 千慮の一得(せんりょのいっとく)
- 善を責むるは朋友の道なり(ぜんをせむるはほうゆうのみちなり)
- 粗衣粗食(そいそしょく)
- 滄海の一粟(そうかいのいちぞく)
- 滄海変じて桑田となる(そうかいへんじてそうでんとなる)
- 喪家の狗(そうかのいぬ)
- 喪家之狗(そうかのいぬ)
- 創業守成(そうぎょうしゅせい)
- 創業は易く守成は難し(そうぎょうはやすくしゅせいはかたし)
- 糟糠の妻(そうこうのつま)
- 糟糠之妻(そうこうのつま)
- 造次顛沛(ぞうじてんぱい)
- 宋襄の仁(そうじょうのじん)
- 宋襄之仁(そうじょうのじん)
- 曾参人を殺す(そうしんひとをころす)
- 漱石枕流(そうせきちんりゅう)
- 滄桑の変(そうそうのへん)
- 相即不離(そうそくふり)
- 桑田碧海(そうでんへきかい)
- そうは問屋が卸さない(そうはとんやがおろさない)
- 双璧(そうへき)
- 草莽の臣(そうもうのしん)
- 総領の甚六(そうりょうのじんろく)
- 倉廩実ちて礼節を知る(そうりんみちてれいせつをしる)
- 葬礼帰りの医者話(そうれいがえりのいしゃばなし)
- 惻隠の心は仁の端なり(そくいんのこころはじんのたんなり)
- 速戦即決(そくせんそっけつ)
- 則天去私(そくてんきょし)
- 俎上の魚(そじょうのうお)
- 即決即断(そっけつそくだん)
- 率先躬行(そっせんきゅうこう)
- 率先垂範(そっせんすいはん)
- 袖から火事(そでからかじ)
- 袖触れ合うも他生の縁(そでふれあうもたしょうのえん)
- 備え有れば憂い無し(そなえあればうれいなし)
- 備わらんことを一人に求むるなかれ(そなわらんことをいちにんにもとむるなかれ)
- その子を知らざればその友を見よ(そのこをしらざればそのともをみよ)
- その手は桑名の焼き蛤(そのてはくわなのやきはまぐり)
- その所を得る(そのところをえる)
- 蕎麦の花も一盛り(そばのはなもひともり)
- 損して得取れ(そんしてとくとれ)
- 樽俎折衝(そんそせっしょう)
- 大安吉日(たいあんきちじつ)
- 大隠は市に隠る(たいいんはいちにかくる)
- 大恩は報ぜず(たいおんはほうぜず)
- 大海は芥を択ばず(たいかいはあくたをえらばず)
- 大喝一声(だいかついっせい)
- 大願成就(たいがんじょうじゅ)
- 対岸の火事(たいがんのかじ)
- 大姦は忠に似たり(たいかんはちゅうににたり)
- 大義親を滅す(たいぎしんをめっす)
- 大儀は大悟の基(たいぎはたいごのもとい)
- 大器晩成(たいきばんせい)
- 大義名分(たいぎめいぶん)
- 大工の掘っ立て(だいくのほったて)
- 大言壮語(たいげんそうご)
- 大賢は愚なるが如し(たいけんはぐなるがごとし)
- 大行は細謹を顧みず(たいこうはさいきんをかえりみず)
- 大巧は拙なるが若し(たいこうはせつなるがごとし)
- 大功を成す者は衆に謀らず(たいこうをなすものはしゅうにはからず)
- 大悟徹底(たいごてってい)
- 大根を正宗で切る(だいこんをまさむねできる)
- 泰山北斗(たいざんほくと)
- 大山鳴動(たいざんめいどう)
- 大山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
- 大事の前の小事(だいじのまえのしょうじ)
- 大事は小事より起こる(だいじはしょうじよりおこる)
- 大声は里耳に入らず(たいせいはりじにはいらず)
- 泰然自若(たいぜんじじゃく)
- 大胆不敵(だいたんふてき)
- 大智は愚の如し(たいちはぐのごとし)
- 泰斗(たいと)
- 大同小異(だいどうしょうい)
- 大道廃れて仁義あり(だいどうすたれてじんぎあり)
- 大同団結(だいどうだんけつ)
- 大徳は小怨を滅ぼす(たいとくはしょうえんをほろぼす)
- 鯛の尾よりも鰯の頭(たいのおよりもいわしのかしら)
- 大の虫を生かして小の虫を殺す(だいのむしをいかしてしょうのむしをころす)
- 大は小を兼ねる(だいはしょうをかねる)
- 大木は風に折られる(たいぼくはかぜにおられる)
- 大欲は無欲に似たり(たいよくはむよくににたり)
- 斃れて後已む(たおれてのちやむ)
- 高きに登るには低きよりす(たかきにのぼるにはひくきよりす)
- 高嶺の花(たかねのはな)
- 鷹は飢えても穂を摘まず(たかはうえてもほをつまず)
- 高みの見物(たかみのけんぶつ)
- 宝の持ち腐れ(たからのもちぐされ)
- 宝の山に入りながら空しく帰る(たからのやまにはいりながらむなしくかえる)
- 薪を抱きて火を救う(たきぎをいだきてひをすくう)
- 多岐亡羊(たきぼうよう)
- 多芸は無芸(たげいはむげい)
- 竹屋の火事(たけやのかじ)
- 蛸は身を食う(たこはみをくう)
- 他山の石(たざんのいし)
- 他山之石(たざんのいし)
- 多士済済(たしせいせい)
- 多事多端(たじたたん)
- 多事多難(たじたなん)
- 多情多恨(たじょうたこん)
- 多情仏心(たじょうぶっしん)
- 多勢に無勢(たぜいにぶぜい)
- 蛇足(だそく)
- 叩けば埃が出る(たたけばほこりがでる)
- 叩けよさらば開かれん(たたけよさらばひらかれん)
- 多々益々辨ず(たたますますべんず)
- 多多益弁(たたますますべんず)
- 畳の上の水練(たたみのうえのすいれん)
- ただより高い物はない(ただよりたかいものはない)
- 田作りも魚の中(たづくりもうおのなか)
- 立っている者は親でも使え(たっているものはおやでもつかえ)
- 脱兎の如し(だっとのごとし)
- 立つ鳥跡を濁さず(たつとりあとをにごさず)
- 立て板に水(たていたにみず)
- 蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)
- 伊達の薄着(だてのうすぎ)
- 盾の両面を見よ(たてのりょうめんをみよ)
- 棚から牡丹餅(たなからぼたもち)
- 他人の疝気を頭痛に病む(たにんのせんきをずつうにやむ)
- 他人の飯を食わねば親の恩は知れぬ(たにんのめしをくわねばおやのおんはしれぬ)
- 他人は食い寄り(たにんはくいより)
- 他人は時の花(たにんはときのはな)
- 楽しみ尽きて悲しみ来たる(たのしみつきてかなしみきたる)
- 頼む木の下に雨が漏る(たのむきのもとにあめがもる)
- 旅の恥は掻き捨て(たびのはじはかきすて)
- 旅は道連れ世は情け(たびはみちづれよはなさけ)
- 多弁に能なし(たべんにのうなし)
- 卵割らずにオムレツ作れず(たまごわらずにおむれつつくれず)
- 卵を見て時夜を求む(たまごをみてじやをもとむ)
- 玉に瑕(たまにきず)
- たまに出る子は風に遭う(たまにでるこはかぜにあう)
- 玉の巵当なきが如し(たまのさかずきそこなきがごとし)
- 玉琢かざれば器を成さず(たまみがかざればきをなさず)
- 玉磨かざれば光なし(たまみがかざればひかりなし)
- 璧を懐いて罪あり(たまをいだいてつみあり)
- 玉を衒いて石を売る(たまをてらいていしをうる)
- 矯めるなら若木のうち(ためるならわかぎのうち)
- ダモクレスの剣(だもくれすのけん)
- 便りのないのは良い便り(たよりのないのはよいたより)
- 足らず余らず子三人(たらずあまらずこさんにん)
- 他力本願(たりきほんがん)
- 足るを知る(たるをしる)
- 足るを知る者は富む(たるをしるものはとむ)
- 誰か烏の雌雄を知らん(たれかからすのしゆうをしらん)
- 暖衣飽食(だんいほうしょく)
- 弾丸黒子(だんがんこくし)
- 断簡零墨(だんかんれいぼく)
- 断機の戒め(だんきのいましめ)
- 短気は損気(たんきはそんき)
- 断琴の交わり(だんきんのまじわり)
- 端倪すべからず(たんげいすべからず)
- 断じて行えば鬼神も之を避く(だんじておこなえばきしんもこれをさく)
- 男子の一言金鉄の如し(だんしのいちげんきんてつのごとし)
- 断章取義(だんしょうしゅぎ)
- 男女七歳にして席を同じうせず(だんじょしちさいにしてせきをおなじうせず)
- 胆大心小(たんだいしんしょう)
- 断腸の思い(だんちょうのおもい)
- 単刀直入(たんとうちょくにゅう)
- 談論風発(だんろんふうはつ)
- 短を捨てて長を取る(たんをすててちょうをとる)
- 小さく生んで大きく育てる(ちいさくうんでおおきくそだてる)
- 知音(ちいん)
- 知恵は小出しにせよ(ちえはこだしにせよ)
- 知恵は万代の宝(ちえはばんだいのたから)
- 近い火で手を焙れ(ちかいひでてをあぶれ)
- 近くて見えぬは睫(ちかくてみえぬはまつげ)
- 近しき中にも垣を結え(ちかしきなかにもかきをゆえ)
- 近火で手を焙る(ちかびでてをあぶる)
- 近道は遠道(ちかみちはとおみち)
- 力は正義なり(ちからはせいぎなり)
- 力山を抜き気世を蓋う(ちからやまをぬききよをおおう)
- 知己(ちき)
- 池魚の殃(ちぎょのわざわい)
- 竹頭木屑(ちくとうぼくせつ)
- 竹帛の功(ちくはくのこう)
- 竹馬の友(ちくばのとも)
- 竹林の七賢(ちくりんのしちけん)
- 逐鹿(ちくろく)
- 知行合一(ちこうごういつ)
- 知者は水を楽しむ(ちしゃはみずをたのしむ)
- 知足安分(ちそくあんぶん)
- 血で血を洗う(ちでちをあらう)
- 治に居て乱を忘れず(ちにいてらんをわすれず)
- 智に働けば角が立つ(ちにはたらけばかどがたつ)
- 血は水よりも濃い(ちはみずよりもこい)
- 魑魅魍魎(ちみもうりょう)
- 知命(ちめい)
- 茶煙鬢糸(ちゃえんびんし)
- 茶腹も一時(ちゃばらもいっとき)
- 忠肝義胆(ちゅうかんぎたん)
- 中原に鹿を逐う(ちゅうげんにしかをおう)
- 忠言耳に逆らう(ちゅうげんみみにさからう)
- 仲裁は時の氏神(ちゅうさいはときのうじがみ)
- 忠臣は二君に事えず(ちゅうしんはにくんにつかえず)
- 寵愛昂じて尼になす(ちょうあいこうじてあまになす)
- 朝雲暮雨(ちょううんぼう)
- 朝三暮四(ちょうさんぼし)
- 張三李四(ちょうさんりし)
- 長所は短所(ちょうしょはたんしょ)
- 長身痩躯(ちょうしんそうく)
- 彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)
- 提灯に釣り鐘(ちょうちんにつりがね)
- 提灯持ち川へはまる(ちょうちんもちかわへはまる)
- 長汀曲浦(ちょうていきょくほ)
- 長範が当て飲み(ちょうはんがあてのみ)
- 長鞭馬腹に及ばず(ちょうべんばふくにおよばず)
- 頂門の一針(ちょうもんのいっしん)
- 跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)
- 朝令暮改(ちょうれいぼかい)
- 直情径行(ちょくじょうけいこう)
- 直木まず切らる(ちょくぼくまずきらる)
- 猪突猛進(ちょとつもうしん)
- 塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)
- 知慮は禍福の門戸なり(ちりょはかふくのもんこなり)
- 血を以て血を洗う(ちをもってちをあらう)
- 沈魚落雁(ちんぎょらくがん)
- 沈思黙考(ちんしもっこう)
- 珍味佳肴(ちんみかこう)
- 沈黙は金雄弁は銀(ちんもくはきんゆうべんはぎん)
- 追根究底(ついこんきゅうてい)
- 追従も世渡り(ついしょうもよわたり)
- 追善供養(ついぜんくよう)
- 朔日ごとに餅は食えぬ(ついたちごとにもちはくえぬ)
- 痛快無比(つうかいむひ)
- 通功易事(つうこうえきじ)
- 痛定思痛(つうていしつう)
- 杖に縋るとも人に縋るな(つえにすがるともひとにすがるな)
- 杖の下に回る犬は打てぬ(つえのしたにまわるいぬはうてぬ)
- 使う者は使われる(つかうものはつかわれる)
- 使っている鍬は光る(つかっているくわはひかる)
- 月と鼈(つきとすっぽん)
- 月に叢雲花に風(つきにむらくもはなにかぜ)
- 月日に関守なし(つきひにせきもりなし)
- 月満つれば虧く(つきみつればかく)
- 月夜に釜を抜かれる(つきよにかまをぬかれる)
- 月夜に提灯(つきよにちょうちん)
- 月を指せば指を認む(つきをさせばゆびをみとむ)
- 九十九髪(つくもがみ)
- 付け焼刃は剥げやすい(つけやきばははげやすい)
- 土仏の水遊び(つちぼとけのみずあそび)
- 津津浦浦(つつうらうら)
- 鼓を鳴らして攻む(つづみをならしてせむ)
- 九十九折(つづらおり)
- 角を矯めて牛を殺す(つのをためてうしをころす)
- 躓く石も縁の端(つまずくいしもえんのはし)
- 妻の言うに向こう山も動く(つまのいうにむこうやまもうごく)
- 罪を憎んで人を憎まず(つみをにくんでひとをにくまず)
- 爪で拾って箕でこぼす(つめでひろってみでこぼす)
- 爪に爪なく瓜に爪あり(つめにつめなくうりにつめあり)
- 爪に火を点す(つめにひをともす)
- 爪の垢を煎じて飲む(つめのあかをせんじてのむ)
- 釣り合わぬは不縁の元(つりあわぬはふえんのもと)
- 釣り落した魚は大きい(つりおとしたうおはおおきい)
- 鶴の一声(つるのひとこえ)
- 鶴は千年亀は万年(つるはせんねんかめはまんねん)
- 亭主の好きな赤烏帽子(ていしゅのすきなあかえぼし)
- 貞女は両夫に見えず(ていじょはりょうふにまみえず)
- 泥中の蓮(でいちゅうのはす)
- 手が空く(てがあく)
- 手が後ろに回る(てがうしろにまわる)
- 手が掛かる(てがかかる)
- 手書きあれども文書きなし(てがきあれどもふみかきなし)
- 手が出ない(てがでない)
- 手が塞がる(てがふさがる)
- 適材適所(てきざいてきしょ)
- 敵に塩を送る(てきにしおをおくる)
- 敵は本能寺にあり(てきはほんのうじにあり)
- 敵を見て矢を矧ぐ(てきをみてやをはぐ)
- 出遣いより小遣い(でづかいよりこづかい)
- 鉄心石腸(てっしんせきちょう)
- 鉄中の錚錚(てっちゅうのそうそう)
- 徹頭徹尾(てっとうてつび)
- 鉄は熱いうちに打て(てつはあついうちにうて)
- 轍鮒の急(てっぷのきゅう)
- 手に負えない(てにおえない)
- 手の無い将棋は負け将棋(てのないしょうぎはまけしょうぎ)
- 手の舞い足の踏むを知らず(てのまいあしのふむをしらず)
- 出物腫れ物所嫌わず(でものはれものところきらわず)
- 寺から里へ(てらからさとへ)
- 寺にも葬式(てらにもそうしき)
- 出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)
- 出る船の纜を引く(でるふねのともづなをひく)
- 手を貸す(てをかす)
- 手を染める(てをそめる)
- 手を出したら負け(てをだしたらまけ)
- 手を引く(てをひく)
- 手を焼く(てをやく)
- 天衣無縫(てんいむほう)
- 天涯孤独(てんがいこどく)
- 天下太平(てんかたいへい)
- 伝家の宝刀(でんかのほうとう)
- 天下は回り持ち(てんかはまわりもち)
- 天機泄らすべからず(てんきもらすべからず)
- 天空海濶(てんくうかいかつ)
- 電光石火(でんこうせっか)
- 天災は忘れた頃にやってくる(てんさいはわすれたころにやってくる)
- 天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)
- 天壌無窮(てんじょうむきゅう)
- 天知る神知る我知る子知る(てんしるかみしるわれしるししる)
- 天神地祇(てんしんちぎ)
- 天真爛漫(てんしんらんまん)
- 天声人語(てんせいじんご)
- 転石苔を生ぜず(てんせきこけをしょうぜず)
- 椽大の筆(てんだいのふで)
- 天高く馬肥ゆ(てんたかくうまこゆ)
- 天地開闢(てんちかいびゃく)
- 天地神明(てんちしんめい)
- 天地は万物の逆旅(てんちはばんぶつのげきりょ)
- 天長地久(てんちょうちきゅう)
- 天地を動かし鬼神を感ぜしむ(てんちをうごかしきしんをかんぜしむ)
- 天道様は見通し(てんとうさまはみとおし)
- 天道是か非か(てんどうぜかひか)
- 天に口無し人をして言わしむ(てんにくちなしひとをしていわしむ)
- 天に唾す(てんにつばきす)
- 天然自然(てんねんしぜん)
- 天の時は地の利に如かず(てんのときはちのりにしかず)
- 天馬行空(てんばこうくう)
- 天罰覿面(てんばつてきめん)
- 天は二物を与えず(てんはにぶつをあたえず)
- 天は自ら助くる者を助く(てんはみずからたすくるものをたすく)
- 田夫野人(でんぷやじん)
- 天変地異(てんぺんちい)
- 天網恢恢(てんもうかいかい)
- 天網恢恢疎にして漏らさず(てんもうかいかいそにしてもらさず)
- 天佑神助(てんゆうしんじょ)
- 天を怨みず人を尤めず(てんをうらみずひとをとがめず)
- 当意即妙(とういそくみょう)
- 頭角を現す(とうかくをあらわす)
- 灯火親しむ可し(とうかしたしむべし)
- 堂が歪んで経が読めぬ(どうがゆがんできょうがよめぬ)
- 同気相求む(どうきあいもとむ)
- 桃源(とうげん)
- 陶犬瓦鶏(とうけんがけい)
- 同工異曲(どうこういきょく)
- 橙黄橘緑(とうこうきつりょく)
- 東山高臥(とうざんこうが)
- 同日の論にあらず(どうじつのろんにあらず)
- 冬至冬中冬始め(とうじふゆなかふゆはじめ)
- 同舟相救う(どうしゅうあいすくう)
- 同床異夢(どうしょういむ)
- 唐人の寝言(とうじんのねごと)
- 灯台下暗し(とうだいもとくらし)
- 道聴塗説(どうちょうとせつ)
- 尊い寺は門から知れる(とうといてらはもんからしれる)
- 問うに落ちず語るに落ちる(とうにおちずかたるにおちる)
- 盗に食を齎す(とうにしょくをもたらす)
- 堂に升りて室に入らず(どうにのぼりてしつにいらず)
- 同病相憐(どうびょうあいあわれむ)
- 同病相憐れむ(どうびょうあいあわれむ)
- 豆腐に鎹(とうふにかすがい)
- 唐変木(とうへんぼく)
- 東奔西走(とうほんせいそう)
- 稲麻竹葦(とうまちくい)
- 灯滅せんとして光を増す(とうめつせんとしてひかりをます)
- 道理百篇義理一遍(どうりひゃっぺんぎりいっぺん)
- 桃李満門(とうりまんもん)
- 登竜門(とうりゅうもん)
- 蟷螂の斧(とうろうのおの)
- 遠い親戚より近くの他人(とおいしんせきよりちかくのたにん)
- 十日の菊(とおかのきく)
- 遠きに行くに必ず邇きよりす(とおきにゆくにかならずちかきよりす)
- 遠きを知りて近きを知らず(とおきをしりてちかきをしらず)
- 遠くて近きは男女の仲(とおくてちかきはだんじょのなか)
- 土階三等(どかいさんとう)
- 時に遇えば鼠も虎になる(ときにあえばねずみもとらになる)
- 時の用には鼻を削げ(ときのようにははなをそげ)
- 時は金なり(ときはかねなり)
- 時は人を待たず(ときはひとをまたず)
- 得意満面(とくいまんめん)
- 毒食わば皿まで(どくくわばさらまで)
- 徳孤ならず(とくこならず)
- 読書三到(どくしょさんとう)
- 読書三余(どくしょさんよ)
- 読書尚友(どくしょしょうゆう)
- 読書百遍(どくしょひゃっぺん)
- 読書百篇義自ら見わる(どくしょひゃっぺんぎおのずからあらわる)
- 読書亡羊(どくしょぼうよう)
- 独断専行(どくだんせんこう)
- 毒にも薬にもならぬ(どくにもくすりにもならぬ)
- 独立独歩(どくりつどっぽ)
- とくを買いて珠を還す(とくをかいてたまをかえす)
- 得を取るより名を取れ(とくをとるよりなをとれ)
- 徳を以て怨みに報ゆ(とくをもってうらみにむくゆ)
- 毒を以て毒を制す(どくをもってどくをせいす)
- どこで暮らすも一生(どこでくらすもいっしょう)
- 所変われば品変わる(ところかわればしなかわる)
- 年問わんより世を問え(としとわんよりよをとえ)
- 徒手空拳(としゅくうけん)
- 年寄りの冷や水(としよりのひやみず)
- 塗炭の苦しみ(とたんのくるしみ)
- とどのつまり(とどのつまり)
- 隣の家の宝を数える(となりのいえのたからをかぞえる)
- 隣の花は赤い(となりのはなはあかい)
- 図南の翼(となんのつばさ)
- 駑馬十駕(どばじゅうが)
- 怒髪冠を衝く(どはつかんむりをつく)
- 鳶が鷹を生む(とびがたかをうむ)
- 鳶も居ずまいから鷹に見える(とびもいずまいからたかにみえる)
- 飛ぶ鳥跡を濁さず(とぶとりあとをにごさず)
- 飛ぶ鳥の献立(とぶとりのこんだて)
- 飛ぶ鳥を落す(とぶとりをおとす)
- 土崩瓦解(どほうがかい)
- 富は屋を潤し徳は身を潤す(とみはおくをうるおしとくはみをうるおす)
- 朋有り遠方より来たる(ともありえんぽうよりきたる)
- 倶に天を戴かず(ともにてんをいだかず)
- 虎に翼(とらにつばさ)
- 捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)
- 虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)
- 虎の尾を踏む(とらのおをふむ)
- 虎は千里を行って千里を帰る(とらはせんりをいってせんりをかえる)
- 虎を描いて狗に類す(とらをえがいていぬにるいす)
- 虎を野に放つ(とらをのにはなつ)
- 虎を養いて患いを残す(とらをやしないてうれいをのこす)
- 鳥なき里の蝙蝠(とりなきさとのこうもり)
- 鳥の将に死なんとするその鳴くや哀し(とりのまさにしなんとするそのなくやかなし)
- 泥棒に追い銭(どろぼうにおいせん)
- 泥棒を見て縄を綯う(どろぼうをみてなわをなう)
- 団栗の背競べ(どんぐりのせいくらべ)
- 呑舟之魚(どんしゅうのうお)
- 呑舟の魚は枝流に游がず(どんしゅうのうおはしりゅうにおよがず)
- 飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし)
- 鳶に油揚げを攫われる(とんびにあぶらあげをさらわれる)
- 問屋の只今(とんやのただいま)
- 無いが意見の総じまい(ないがいけんのそうじまい)
- 内柔外剛(ないじゅうがいごう)
- 内助の功(ないじょのこう)
- 無い袖は触れぬ(ないそではふれぬ)
- 泣いて馬謖を斬る(ないてばしょくをきる)
- 内典外典(ないてんげてん)
- 無い時の辛抱有る時の倹約(ないときのしんぼうあるときのけんやく)
- 内憂外患(ないゆうがいかん)
- 長い物には巻かれろ(ながいものにはまかれろ)
- 鳴かず飛ばず(なかずとばず)
- 鳴かぬ蛍が身を焦がす(なかぬほたるがみをこがす)
- 流れに棹さす(ながれにさおさす)
- 流れを汲みて源を知る(ながれをくみてみなもとをしる)
- 泣きっ面に蜂(なきっつらにはち)
- 泣く子と地頭には勝てぬ(なくことじとうにはかてぬ)
- 泣く子は育つ(なくこはそだつ)
- 無くて七癖有って四十八癖(なくてななくせあってしじゅうはちくせ)
- 鳴く猫は鼠を捕らぬ(なくねこはねずみをとらぬ)
- 鳴くまで待とう時鳥(なくまでまとうほととぎす)
- 仲人の七嘘(なこうどのななうそ)
- 仲人は宵の内(なこうどはよいのうち)
- 情けが仇(なさけがあだ)
- 情けに刃向かう刃無し(なさけにはむかうやいばなし)
- 情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)
- 梨の礫(なしのつぶて)
- 為せば成る(なせばなる)
- 鉈を貸して山を伐られる(なたをかしてやまをかられる)
- 夏は日向を行け冬は日陰を行け(なつはひなたをいけふゆはひかげをいけ)
- 七転び八起き(ななころびやおき)
- 七度尋ねて人を疑え(ななたびたずねてひとをうたがえ)
- 難波の葦は伊勢の浜荻(なにわのあしはいせのはまおぎ)
- 名のない星は宵から出る(なのないほしはよいからでる)
- 名は体を表す(なはたいをあらわす)
- ナポリを見てから死ね(なぽりをみてからしね)
- 怠け者の節句働き(なまけもののせっくばたらき)
- 生兵法は大怪我のもと(なまびょうほうはおおけがのもと)
- 生酔い本性違わず(なまよいほんしょうたがわず)
- 訛りは国の手形(なまりはくにのてがた)
- 蛞蝓に塩(なめくじにしお)
- 習い性と成る(ならいせいとなる)
- 習うより慣れよ(ならうよりなれよ)
- ならぬ堪忍するが堪忍(ならぬかんにんするがかんにん)
- 習わぬ経は読めぬ(ならわぬきょうはよめぬ)
- 生業は草の種(なりわいはくさのたね)
- 名を竹帛に垂る(なをちくはくにたる)
- 名を取るより得を取れ(なをとるよりとくをとれ)
- 南柯一夢(なんかいちむ)
- 南華の悔(なんかのくい)
- 南柯の夢(なんかのゆめ)
- 難行苦行(なんぎょうくぎょう)
- 難兄難弟(なんけいなんてい)
- 難攻不落(なんこうふらく)
- 南山の寿(なんざんのじゅ)
- 南山之寿(なんざんのじゅ)
- 汝自身を知れ(なんじじしんをしれ)
- 爾に出ずるものは爾に反る(なんじにいずるものはなんじにかえる)
- 南枝の悲しみ(なんしのかなしみ)
- 汝の敵を愛せよ(なんじのてきをあいせよ)
- 南船北馬(なんせんほくば)
- なんでも来いに名人なし(なんでもこいにめいじんなし)
- 南蛮鴃舌(なんばんげきぜつ)
- 煮え湯を飲まされる(にえゆをのまされる)
- 鳰の浮き巣(におのうきす)
- 二階から目薬(にかいからめぐすり)
- 逃がした魚は大きい(にがしたうおはおおきい)
- 握れば拳開けば掌(にぎればこぶしひらけばてのひら)
- 肉食妻帯(にくじきさいたい)
- 憎まれっ子世にはばかる(にくまれっこよにはばかる)
- 肉を切らせて骨を断つ(にくをきらせてほねをたつ)
- 逃げるが勝ち(にげるがかち)
- 衣錦還郷(にしきをきてきょうにかえる)
- 錦を着て故郷に帰る(にしきをきてこきょうにかえる)
- 錦を着て夜行く(にしきをきてよるゆく)
- 西と言ったら東と悟れ(にしといったらひがしとさとれ)
- 二者択一(にしゃたくいつ)
- 二束三文(にそくさんもん)
- 二足の草鞋(にそくのわらじ)
- 似た者夫婦(にたものふうふ)
- 日常坐臥(にちじょうざが)
- 日常茶飯(にちじょうさはん)
- 日暮道遠(にちぼどうえん)
- 日光を見ずして結構と言うな(にっこうをみずしてけっこうというな)
- 日進月歩(にっしんげっぽ)
- 煮ても焼いても食えぬ(にてもやいてもくえぬ)
- 二度あることは三度ある(にどあることはさんどある)
- 二桃三士(にとうさんし)
- 二桃三士を殺す(にとうさんしをころす)
- 二兎を追うものは一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)
- 二の舞を演じる(にのまいをえんじる)
- 入境問禁(にゅうきょうもんきん)
- 女房鉄砲仏法(にょうぼうてっぽうぶっぽう)
- 女房と畳は新しい方が良い(にょうぼうとたたみはあたらしいほうがよい)
- 女房の妬くほど亭主もてもせず(にょうぼうのやくほどていしゅもてもせず)
- 如是我聞(にょぜがもん)
- 二卵をもって干城の将を棄つ(にらんをもってかんじょうのしょうをすつ)
- 二律背反(にりつはいはん)
- 人間到るところ青山有り(にんげんいたるところせいざんあり)
- 人間五十年(にんげんごじゅうねん)
- 人間万事金の世の中(にんげんばんじかねのよのなか)
- 人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)
- 忍の一字は衆妙の門(にんのいちじはしゅうみょうのもん)
- 糠に釘(ぬかにくぎ)
- 抜かぬ太刀の高名(ぬかぬたちのこうみょう)
- 抜け駆けの功名(ぬけがけのこうみょう)
- 盗人に追い銭(ぬすっとにおいせん)
- 盗人に鍵を預ける(ぬすっとにかぎをあずける)
- 盗人にも三分の理(ぬすっとにもさんぶのり)
- 盗人の昼寝(ぬすっとのひるね)
- 盗人を捕らえてみれば我が子なり(ぬすっとをとらえてみればわがこなり)
- 盗人を見て縄を綯う(ぬすっとをみてなわをなう)
- 盗人上戸(ぬすびとじょうご)
- 濡れ手で粟(ぬれてであわ)
- 濡れぬ先こそ露をも厭え(ぬれぬさきこそつゆをもいとえ)
- 濡れぬ先の傘(ぬれぬさきのかさ)
- 佞言似忠(ねいげんじちゅう)
- 猫が肥えれば鰹節が痩せる(ねこがこえればかつおぶしがやせる)
- 猫に鰹節(ねこにかつおぶし)
- 猫に小判(ねこにこばん)
- 猫に木天蓼お女郎に小判(ねこにまたたびおじょろうにこばん)
- 猫にもなれば虎にもなる(ねこにもなればとらにもなる)
- 猫の魚辞退(ねこのうおじたい)
- 猫の手も借りたい(ねこのてもかりたい)
- 猫は三年の恩を三日で忘れる(ねこはさんねんのおんをみっかでわすれる)
- 猫は虎の心を知らず(ねこはとらのこころをしらず)
- 猫も跨いで通る(ねこもまたいでとおる)
- 寝た子を起こす(ねたこをおこす)
- 寝た間は仏(ねたまはほとけ)
- 熱願冷諦(ねつがんれいてい)
- 寝耳に水(ねみみにみず)
- 寝る子は育つ(ねるこはそだつ)
- 年貢の納め時(ねんぐのおさめどき)
- 拈華微笑(ねんげみしょう)
- 年功序列(ねんこうじょれつ)
- 燃犀の明(ねんさいのめい)
- 年頭月尾(ねんとうげっぴ)
- 念には念を入れよ(ねんにはねんをいれよ)
- 年年歳歳(ねんねんさいさい)
- 燃眉の急(ねんびのきゅう)
- 念力岩をも通す(ねんりきいわをもとおす)
- 能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)
- 能工巧匠(のうこうこうしょう)
- 能事畢矣(のうじおわれり)
- 能書筆を択ばず(のうしょふでをえらばず)
- 嚢中の錐(のうちゅうのきり)
- 嚢中の物を探るが如し(のうちゅうのものをさぐるがごとし)
- 能無しの口叩き(のうなしのくちたたき)
- のけば他人(のけばたにん)
- 残り物に福がある(のこりものにふくがある)
- 喉から手が出る(のどからてがでる)
- 喉元過ぎれば熱さを忘れる(のどもとすぎればあつさをわすれる)
- 述而不作(のべてつくらず)
- 上り一日下り一時(のぼりいちにちくだりいっとき)
- 鑿と言えば槌(のみといえばつち)
- 飲む打つ買う(のむうつかう)
- 矩を踰えず(のりをこえず)
- 暖簾に腕押し(のれんにうでおし)
- 肺肝を摧く(はいかんをくだく)
- 敗軍の将は兵を語らず(はいぐんのしょうはへいをかたらず)
- 背水の陣(はいすいのじん)
- 背水之陣(はいすいのじん)
- 杯中の蛇影(はいちゅうのだえい)
- 杯盤狼藉(はいばんろうぜき)
- 灰を飲み胃を洗う(はいをのみいをあらう)
- 枚を銜む(ばいをふくむ)
- 這えば立て立てば歩めの親心(はえばたてたてばあゆめのおやごころ)
- 馬革に屍を裹む(ばかくにしかばねをつつむ)
- 馬鹿と鋏は使いよう(ばかとはさみはつかいよう)
- 馬鹿に付ける薬はない(ばかにつけるくすりはない)
- 墓に布団は着せられぬ(はかにふとんはきせられぬ)
- 馬鹿の大足(ばかのおおあし)
- 馬鹿の大食い(ばかのおおぐい)
- 馬鹿の一つ覚え(ばかのひとつおぼえ)
- 測り難きは人心(はかりがたきはひとごころ)
- 謀は密なるを貴ぶ(はかりごとはみつなるをたっとぶ)
- 破顔一笑(はがんいっしょう)
- 掃き溜めに鶴(はきだめにつる)
- 馬脚を露す(ばきゃくをあらわす)
- 破鏡再び照らさず(はきょうふたたびてらさず)
- 博引旁証(はくいんぼうしょう)
- 博学多才(はくがくたさい)
- 莫逆の友(ばくぎゃくのとも)
- 莫逆之友(ばくぎゃくのとも)
- 白玉楼中の人となる(はくぎょくろうちゅうのひととなる)
- 白砂青松(はくさせいしょう)
- 薄志弱行(はくしじゃっこう)
- 白砂青松(はくしゃせいしょう)
- 麦秀の嘆(ばくしゅうのたん)
- 拍手喝采(はくしゅかっさい)
- 伯仲の間(はくちゅうのかん)
- 幕天席地(ばくてんせきち)
- 白頭新の如し(はくとうしんのごとし)
- 白髪三千丈(はくはつさんぜんじょう)
- 白馬は馬に非ず(はくばはうまにあらず)
- 白眉(はくび)
- 薄氷を踏む(はくひょうをふむ)
- 白璧の微瑕(はくへきのびか)
- 伯楽の一顧(はくらくのいっこ)
- 博覧強記(はくらんきょうき)
- 白竜魚服(はくりょうぎょふく)
- 化けの皮が剥がれる(ばけのかわがはがれる)
- 箸が転んでも笑う(はしがころんでもわらう)
- 馬耳東風(ばじとうふう)
- 箸にも棒にも掛からぬ(はしにもぼうにもかからぬ)
- 始めが大事(はじめがだいじ)
- 始めの囁き後のどよみ(はじめのささやきのちのどよみ)
- 破邪顕正(はじゃけんしょう)
- 箸より重い物を持ったことがない(はしよりおもいものをもったことがない)
- 二十後家は立つが三十後家は立たぬ(はたちごけはたつがさんじゅうごけはたたぬ)
- 破竹の勢い(はちくのいきおい)
- 八十八夜の別れ霜(はちじゅうはちやのわかれじも)
- 八面六臂(はちめんろっぴ)
- 白駒の隙を過ぐるが若し(はっくのげきをすぐるがごとし)
- 抜苦与楽(ばっくよらく)
- 八紘一宇(はっこういちう)
- 白虹日を貫く(はっこうひをつらぬく)
- 抜山蓋世(ばつざんがいせい)
- 這っても黒豆(はってもくろまめ)
- 八方美人(はっぽうびじん)
- 抜本塞源(ばっぽんそくげん)
- 初物七十五日(はつものしちじゅうごにち)
- 撥乱反正(はつらんはんせい)
- 破天荒(はてんこう)
- 花一時人一盛り(はないっときひとひとさかり)
- 花多ければ実少なし(はなおおければみすくなし)
- 話上手の聞き下手(はなしじょうずのききべた)
- 話上手は聞き上手(はなしじょうずはききじょうず)
- 話半分腹八分(はなしはんぶんはらはちぶ)
- 花に嵐(はなにあらし)
- 花盗人は風流のうち(はなぬすっとはふうりゅうのうち)
- 花の下より鼻の下(はなのしたよりはなのした)
- 花は折りたし梢は高し(はなはおりたしこずえはたかし)
- 花は桜木人は武士(はなはさくらぎひとはぶし)
- 花は根に鳥は古巣に(はなはねにとりはふるすに)
- 花も実もある(はなもみもある)
- 花より団子(はなよりだんご)
- 歯に衣着せぬ(はにきぬきせぬ)
- 歯亡舌存(はほろびてしたそんす)
- 歯滅びて舌存す(はほろびてしたそんす)
- 早牛も淀遅牛も淀(はやうしもよどおそうしもよど)
- 早起きは三文の得(はやおきはさんもんのとく)
- 早飯も芸のうち(はやめしもげいのうち)
- 流行物は廃り物(はやりものはすたりもの)
- 腹が立つなら親を思い出せ(はらがたつならおやをおもいだせ)
- 腹が減っては戦ができぬ(はらがへってはいくさができぬ)
- 腹立てるより義理立てよ(はらたてるよりぎりたてよ)
- 腹に一物(はらにいちもつ)
- 薔薇に刺あり(ばらにとげあり)
- 腹の皮が張れば目の皮が弛む(はらのかわがはればめのかわがたるむ)
- 腹八分目に医者いらず(はらはちぶんめにいしゃいらず)
- 腹も身のうち(はらもみのうち)
- 波乱万丈(はらんばんじょう)
- 波瀾万丈(はらんばんじょう)
- 針の穴から天を覗く(はりのあなからてんをのぞく)
- 針の筵(はりのむしろ)
- 針ほどのことを棒ほどに言う(はりほどのことをぼうほどにいう)
- 葉をかいて根を絶つ(はをかいてねをたつ)
- 反間苦肉(はんかんくにく)
- 槃根錯節(ばんこんさくせつ)
- 盤根錯節(ばんこんさくせつ)
- 犯罪の陰に女あり(はんざいのかげにおんなあり)
- 万事休す(ばんじきゅうす)
- 万死に一生を得る(ばんしにいっしょうをえる)
- 半死半生(はんしはんしょう)
- 半畳を入れる(はんじょうをいれる)
- 半信半疑(はんしんはんぎ)
- 半醒半睡(はんせいはんすい)
- 繁文縟礼(はんぶんじょくれい)
- 反哺の孝(はんぽのこう)
- 反哺之心(はんぽのこころ)
- 半面の識(はんめんのしき)
- 万緑叢中紅一点(ばんりょくそうちゅうこういってん)
- 贔屓の引き倒し(ひいきのひきたおし)
- 非学者論に負けず(ひがくしゃろんにまけず)
- 日陰の豆も時が来ればはぜる(ひかげのまめもときがくればはぜる)
- 光るほど鳴らぬ(ひかるほどならぬ)
- 引かれ者の小唄(ひかれもののこうた)
- 低き所に水溜まる(ひくきところにみずたまる)
- 日暮れて道遠し(ひくれてみちとおし)
- 鬚の塵を払う(ひげのちりをはらう)
- 卑下も自慢のうち(ひげもじまんのうち)
- 庇を貸して母屋を取られる(ひさしをかしておもやをとられる)
- 膝とも談合(ひざともだんごう)
- 飛耳長目(ひじちょうもく)
- 美辞麗句(びじれいく)
- 美人薄命(びじんはくめい)
- 尾生の信(びせいのしん)
- 皮相浅薄(ひそうせんぱく)
- 皮相の見(ひそうのけん)
- 鼻息を仰ぐ(びそくをあおぐ)
- 顰みに倣う(ひそみにならう)
- 尾大掉わず(びだいふるわず)
- 左団扇で暮らす(ひだりうちわでくらす)
- 飛鳥尽きて良弓蔵る(ひちょうつきてりょうきゅうかくる)
- 羊を以て牛に易う(ひつじをもってうしにかう)
- 匹夫罪なし璧を懐いて罪あり(ひっぷつみなしたまをいだいてつみあり)
- 匹夫の勇(ひっぷのゆう)
- 匹夫之勇(ひっぷのゆう)
- 匹夫も志を奪うべからず(ひっぷもこころざしをうばうべからず)
- 必要は発明の母(ひつようははつめいのはは)
- 人衆ければ天に勝つ(ひとおおければてんにかつ)
- 人こそ人の鏡(ひとこそひとのかがみ)
- 一つ穴の貉(ひとつあなのむじな)
- 人と入れ物は有り次第(ひとといれものはありしだい)
- 人と屏風は直には立たず(ひととびょうぶはすぐにはたたず)
- 人に高下無し心に高下有り(ひとにこうげなしこころにこうげあり)
- 人に三怨有り(ひとにさんえんあり)
- 人には添うてみよ馬には乗ってみよ(ひとにはそうてみようまにはのってみよ)
- 人の噂も七十五日(ひとのうわさもしちじゅうごにち)
- 人の己れを知らざるを患えず(ひとのおのれをしらざるをうれえず)
- 人の口に戸は立てられぬ(ひとのくちにとはたてられぬ)
- 人の心は九分十分(ひとのこころはくぶじゅうぶ)
- 人の子の死んだより我が子の転けた(ひとのこのしんだよりわがこのこけた)
- 人の牛蒡で法事する(ひとのごぼうでほうじする)
- 人の七難より我が十難(ひとのしちなんよりわがじゅうなん)
- 人の疝気を頭痛に病む(ひとのせんきをずつうにやむ)
- 人の宝を数える(ひとのたからをかぞえる)
- 人の女房と枯れ木の枝振り(ひとのにょうぼうとかれきのえだふり)
- 人の鼻息を仰ぐ(ひとのはないきをあおぐ)
- 人のふり見て我がふり直せ(ひとのふりみてわがふりなおせ)
- 人の褌で相撲を取る(ひとのふんどしですもうをとる)
- 人の将に死なんとするその言うや善し(ひとのまさにしなんとするそのいうやよし)
- 人は一代名は末代(ひとはいちだいなはまつだい)
- 人はパンのみにて生くるにあらず(ひとはぱんのにみにていくるにあらず)
- 人は眉目よりただ心(ひとはみめよりただこころ)
- 人は病の器(ひとはやまいのうつわ)
- 一人口は食えぬが二人口は食える(ひとりぐちはくえぬがふたりぐちはくえる)
- 一人娘と春の日はくれそうでくれぬ(ひとりむすめとはるのひはくれそうでくれぬ)
- 人を射んと欲すれば先ず馬を射よ(ひとをいんとほっすればまずうまをいよ)
- 人を怨むより身を怨め(ひとをうらむよりみをうらめ)
- 人を恃むは自ら頼むに如かず(ひとをたのむはみずからたのむにしかず)
- 人を使うは苦を使う(ひとをつかうはくをつかう)
- 人を使うは使わるる(ひとをつかうはつかわるる)
- 人を呪わば穴二つ(ひとをのろわばあなふたつ)
- 人を見たら泥棒と思え(ひとをみたらどろぼうとおもえ)
- 人を見て法を説け(ひとをみてほうをとけ)
- 人を以て鑑となす(ひとをもってかがみとなす)
- 人を以て言を廃せず(ひとをもってげんをはいせず)
- 脾肉の嘆(ひにくのたん)
- 火の無い所に煙は立たぬ(ひのないところにけむりはたたぬ)
- 火は火元から騒ぎ出す(ひはひもとからさわぎだす)
- 悲憤慷慨(ひふんこうがい)
- 眉目秀麗(びもくしゅうれい)
- 百家争鳴(ひゃくかそうめい)
- 百花繚乱(ひゃくかりょうらん)
- 百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)
- 百尺竿頭一歩を進む(ひゃくしゃくかんとういっぽをすすむ)
- 百戦錬磨(ひゃくせんれんま)
- 百日の説法屁一つ(ひゃくにちのせっぽうへひとつ)
- 百年河清を俟つ(ひゃくねんかせいをまつ)
- 百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
- 冷や酒と親の意見は後薬(ひやざけとおやのいけんはあとぐすり)
- 百花斉放(ひゃっかせいほう)
- 百家争鳴(ひゃっかそうめい)
- 百花繚乱(ひゃっかりょうらん)
- 百鬼夜行(ひゃっきやこう)
- 百発百中(ひゃっぱつひゃくちゅう)
- 氷山の一角(ひょうざんのいっかく)
- 平仄が合わぬ(ひょうそくがあわぬ)
- 氷炭相容れず(ひょうたんあいいれず)
- 瓢箪から駒(ひょうたんからこま)
- 瓢箪で鯰を押さえる(ひょうたんでなまずをおさえる)
- 瓢箪に釣り鐘(ひょうたんにつりがね)
- 瓢箪の川流れ(ひょうたんのかわながれ)
- 比翼の鳥(ひよくのとり)
- 比翼連理(ひよくれんり)
- 火を避けて水に陥る(ひをさけてみずにおちいる)
- 火を以て火を救う(ひをもってひをすくう)
- 牝鶏晨す(ひんけいあしたす)
- 品行方正(ひんこうほうせい)
- 貧者の一灯(ひんじゃのいっとう)
- 貧すれば鈍する(ひんすればどんする)
- 貧にして楽しむ(ひんにしてたのしむ)
- 貧の盗みに恋の歌(ひんのぬすみにこいのうた)
- 貧乏人の子沢山(びんぼうにんのこだくさん)
- 貧乏は達者の基(びんぼうはたっしゃのもと)
- 貧乏暇無し(びんぼうひまなし)
- 布衣の交わり(ふいのまじわり)
- 風雲急を告げる(ふううんきゅうをつげる)
- 風雲に乗じる(ふううんにじょうじる)
- 風雲の志(ふううんのこころざし)
- 富貴天に在り(ふうきてんにあり)
- 風光明媚(ふうこうめいび)
- 風餐露宿(ふうさんろしゅく)
- 風樹の嘆(ふうじゅのたん)
- 風樹之歎(ふうじゅのたん)
- 風声鶴唳(ふうせいかくれい)
- 風前の灯火(ふうぜんのともしび)
- 風俗壊乱(ふうぞくかいらん)
- 風馬牛も相及ばず(ふうばぎゅうもあいおよばず)
- 夫婦喧嘩は犬も食わない(ふうふげんかはいぬもくわない)
- 夫婦は合わせ物離れ物(ふうふはあわせものはなれもの)
- 夫婦は二世(ふうふはにせ)
- 夫婦別あり(ふうふべつあり)
- 風流韻事(ふうりゅういんじ)
- 風林火山(ふうりんかざん)
- 武運長久(ぶうんちょうきゅう)
- 不易流行(ふえきりゅうこう)
- 笛吹けども踊らず(ふえふけどもおどらず)
- 俯仰天地に愧じず(ふぎょうてんちにはじず)
- 複雑怪奇(ふくざつかいき)
- 複雑多岐(ふくざつたき)
- 覆車の戒め(ふくしゃのいましめ)
- 覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)
- 不倶戴天(ふぐたいてん)
- 福徳円満(ふくとくえんまん)
- 河豚は食いたし命は惜しし(ふぐはくいたしいのちはおしし)
- 不言実行(ふげんじっこう)
- 巫山の夢(ふざんのゆめ)
- 無事息災(ぶじそくさい)
- 武士に二言はない(ぶしににごんはない)
- 武士の商法(ぶしのしょうほう)
- 武士は相身互い(ぶしはあいみたがい)
- 武士は食わねど高楊枝(ぶしはくわねどたかようじ)
- 不惜身命(ふしゃくしんみょう)
- 夫唱婦随(ふしょうふずい)
- 負薪の憂い(ふしんのうれい)
- 布施ない経に袈裟を落とす(ふせないきょうにけさをおとす)
- 不即不離(ふそくふり)
- 豚に真珠(ぶたにしんじゅ)
- 豚に念仏(ぶたにねんぶつ)
- 二股膏薬(ふたまたごうやく)
- 二人は伴侶三人は仲間割れ(ふたりははんりょさんにんはなかまわれ)
- 釜中の魚(ふちゅうのうお)
- 普天卒土(ふてんそっと)
- 不撓不屈(ふとうふくつ)
- 不得要領(ふとくようりょう)
- 船盗人を徒歩で追う(ふなぬすびとをかちでおう)
- 舟に刻みて剣を求む(ふねにきざみてけんをもとむ)
- 船は帆でもつ帆は船でもつ(ふねはほでもつほはふねでもつ)
- 船は帆任せ帆は風任せ(ふねはほまかせほはかぜまかせ)
- 不偏不党(ふへんふとう)
- 冬来たりなば春遠からじ(ふゆきたりなばはるとおからじ)
- 武陵桃源(ぶりょうとうげん)
- ブルータス、お前もか(ぶるうたす、おまえもか)
- 古川に水絶えず(ふるかわにみずたえず)
- 故きを温ねて新しきを知る(ふるきをたずねてあたらしきをしる)
- 不老長寿(ふろうちょうじゅ)
- 不惑(ふわく)
- 付和雷同(ふわらいどう)
- 刎頸の交わり(ふんけいのまじわり)
- 刎頸之交(ふんけいのまじわり)
- 粉骨砕身(ふんこつさいしん)
- 文質彬彬(ぶんしつひんぴん)
- 焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)
- 文人墨客(ぶんじんぼっかく)
- 糞土の牆はぬるべからず(ふんどのしょうはぬるべからず)
- 文は人なり(ぶんはひとなり)
- 文武両道(ぶんぶりょうどう)
- 分別過ぐれば愚に返る(ふんべつすぐればぐにかえる)
- 文明開化(ぶんめいかいか)
- 弊衣破帽(へいいはぼう)
- 敝衣破帽(へいいはぼう)
- 平穏無事(へいおんぶじ)
- 兵貴神速(へいきしんそく)
- 閉戸先生(へいこせんせい)
- 平身低頭(へいしんていとう)
- 平談俗語(へいだんぞくご)
- 平地に波瀾を起こす(へいちにはらんをおこす)
- 丙丁に付す(へいていにふす)
- 兵は神速を貴ぶ(へいはしんそくをたっとぶ)
- 平平凡凡(へいへいぼんぼん)
- 下手があるので上手が知れる(へたがあるのでじょうずがしれる)
- 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる(へたなてっぽうもかずうちゃあたる)
- 下手の考え休むに似たり(へたのかんがえやすむににたり)
- 下手の道具調べ(へたのどうぐしらべ)
- 下手の長談義(へたのながだんぎ)
- 下手の横好き(へたのよこずき)
- 屁と火事は元から騒ぐ(へとかじはもとからさわぐ)
- 蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる(へびにかまれてくちなわにおじる)
- 蛇に見込まれた蛙(へびにみこまれたかえる)
- 蛇の生殺し(へびのなまごろし)
- 屁を放って尻を窄める(へをひってしりをすぼめる)
- 弁慶の立ち往生(べんけいのたちおうじょう)
- 変幻自在(へんげんじざい)
- 片言隻語(へんげんせきご)
- ペンは剣よりも強し(ぺんはけんよりもつよし)
- 辺幅を修飾す(へんぷくをしゅうしょくす)
- 偏旁冠脚(へんぼうかんきゃく)
- 法界悋気(ほうかいりんき)
- 放歌高吟(ほうかこうぎん)
- 判官贔屓(ほうがんびいき)
- 忘形の交わり(ぼうけいのまじわり)
- 暴虎憑河(ぼうこひょうが)
- 暴虎馮河(ぼうこひょうが)
- 傍若無人(ぼうじゃくぶじん)
- 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い(ぼうずにくけりゃけさまでにくい)
- 坊主の花簪(ぼうずのはなかんざし)
- 坊主丸儲け(ぼうずまるもうけ)
- 茫然自失(ぼうぜんじしつ)
- 蓬頭垢面(ほうとうこうめん)
- 放蕩無頼(ほうとうぶらい)
- 忘年之交(ぼうねんのこう)
- 忘年の交わり(ぼうねんのまじわり)
- 抱腹絶倒(ほうふくぜっとう)
- 棒ほど願って針ほど叶う(ぼうほどねがってはりほどかなう)
- 報本反始(ほうほんはんし)
- 忘憂の物(ぼうゆうのもの)
- 亡羊の嘆(ぼうようのたん)
- 暴を以て暴に易う(ぼうをもってぼうにかう)
- 吠える犬は噛みつかぬ(ほえるいぬはかみつかぬ)
- 木石に非ず(ぼくせきにあらず)
- 墨突不黔(ぼくとつふけん)
- 北芒の塵(ほくぼうのちり)
- 星を戴きて往く(ほしをいただきてゆく)
- 臍を噛む(ほぞをかむ)
- ぽつぽつ三年波八年(ぽつぽつさんねんなみはちねん)
- 仏千人神千人(ほとけせんにんかみせんにん)
- 仏作って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず)
- 仏の顔も三度(ほとけのかおもさんど)
- 仏の光より金の光(ほとけのひかりよりかねのひかり)
- 骨折り損の草臥れ儲け(ほねおりぞんのくたびれもうけ)
- 誉れは毀りの基(ほまれはそしりのもと)
- 洞ヶ峠を決め込む(ほらがとうげをきめこむ)
- 法螺と喇叭は大きく吹け(ほらとらっぱはおおきくふけ)
- 蒲柳の質(ほりゅうのしつ)
- 蒲柳之質(ほりゅうのしつ)
- 惚れた腫れたは当座のうち(ほれたはれたはとうざのうち)
- 惚れた病に薬なし(ほれたやまいにくすりなし)
- 惚れた欲目(ほれたよくめ)
- 惚れて通えば千里も一里(ほれてかよえばせんりもいちり)
- 盆と正月が一緒に来たよう(ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう)
- 煩悩の犬は追えども去らず(ぼんのうのいぬはおえどもさらず)
- 本末転倒(ほんまつてんとう)
- 本来無一物(ほんらいむいちもつ)
- 盆を戴きて天を望む(ぼんをいただきててんをのぞむ)
- 蒔かぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ)
- 曲がらねば世が渡られぬ(まがらねばよがわたられぬ)
- 枕を高くして寝る(まくらをたかくしてねる)
- 負けるが勝ち(まけるがかち)
- 孫飼わんより犬の子飼え(まごかわんよりいぬのこかえ)
- 馬子にも衣装(まごにもいしょう)
- 交わり絶ゆとも悪声を出さず(まじわりたゆともあくせいをいださず)
- 升で量って箕でこぼす(ますではかってみでこぼす)
- 待たぬ月日は経ち易い(またぬつきひはたちやすい)
- 待たるるとも待つ身になるな(またるるともまつみになるな)
- 松かさより年かさ(まつかさよりとしかさ)
- 待つ間が花(まつまがはな)
- 待つ身より待たるる身(まつみよりまたるるみ)
- 待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)
- 待てば甘露の日和あり(まてばかんろのひよりあり)
- 俎板の鯉(まないたのこい)
- 学びて思わざれば則ち罔し(まなびておもわざればすなわちくらし)
- 磨斧作針(まふさくしん)
- 真帆片帆(まほかたほ)
- 豆を煮るにその豆殻を焚く(まめををにるにそのまめがらをたく)
- 眉に唾をつける(まゆにつばをつける)
- 眉を伸ぶ(まゆをのぶ)
- 丸い卵も切りよで四角(まるいたまごもきりよでしかく)
- 真綿で首を絞めるよう(まわたでくびをしめるよう)
- 真綿に針を包む(まわたにはりをつつむ)
- 漫言放語(まんげんほうご)
- 万劫末代(まんごうまつだい)
- 満城風雨(まんじょうふうう)
- 満身創痍(まんしんそうい)
- 満目蕭条(まんもくしょうじょう)
- ミイラ取りがミイラになる(みいらとりがみいらになる)
- 見栄張るより頬張れ(みえばるよりほおばれ)
- 身から出た錆(みからでたさび)
- 右と言えば左(みぎといえばひだり)
- 右の耳から左の耳(みぎのみみからひだりのみみ)
- 見ざる聞かざる言わざる(みざるきかざるいわざる)
- 水到りて渠なる(みずいたりてきょなる)
- 水清ければ魚棲まず(みずきよければうおすまず)
- 水清ければ月宿る(みずきよければつきやどる)
- 水心あれば魚心(みずごころあればうおごころ)
- 水に絵を描く(みずにえをかく)
- 水の低きに就く如し(みずのひくきにつくごとし)
- 水は方円の器に従う(みずはほうえんのうつわにしたがう)
- 水を得た魚のよう(みずをえたうおのよう)
- 味噌も糞も一緒(みそもくそもいっしょ)
- 道に遺ちたるを拾わず(みちにおちたるをひろわず)
- 三日天下(みっかてんか)
- 三日坊主(みっかぼうず)
- 三日見ぬ間の桜かな(みっかみぬまのさくらかな)
- 三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)
- 満つれば虧く(みつればかく)
- 見ての極楽住んでの地獄(みてのごくらくすんでのじごく)
- 源清ければ流れ清し(みなもときよければながれきよし)
- 身に過ぎた果報は禍の元(みにすぎたかほうはわざわいのもと)
- 見ぬ物清し(みぬものきよし)
- 実の生る木は花から知れる(みのなるきははなからしれる)
- 実るほど頭の下がる稲穂かな(みのるほどあたまのさがるいなほかな)
- 身は一代名は末代(みはいちだいなはまつだい)
- 身二つになる(みふたつになる)
- 耳が遠い(みみがとおい)
- 耳が早い(みみがはやい)
- 耳に胼胝が出来る(みみにたこができる)
- 耳に挟む(みみにはさむ)
- 耳を疑う(みみをうたがう)
- 耳を掩うて鐘を盗む(みみをおおうてかねをぬすむ)
- 耳を傾ける(みみをかたむける)
- 耳を信じて目を疑う(みみをしんじてめをうたがう)
- 耳を欹てる(みみをそばだてる)
- 耳を揃える(みみをそろえる)
- 見目は果報の基(みめはかほうのもと)
- 見目より心(みめよりこころ)
- 身も蓋も無い(みもふたもない)
- 名詮自性(みゅうせんじしょう)
- 苗字帯刀(みょうじたいとう)
- 妙手回春(みょうしゅかいしゅん)
- 名聞利養(みょうもんりよう)
- 未来永劫(みらいえいごう)
- 見ると聞くとは大違い(みるときくとはおおちがい)
- 見るは法楽(みるはほうらく)
- 未練未酌(みれんみしゃく)
- 身を固める(みをかためる)
- 身を削る(みをけずる)
- 身を焦がす(みをこがす)
- 身を粉にする(みをこにする)
- 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ(みをすててこそうかぶせもあれ)
- 身を立てる(みをたてる)
- 身を持ち崩す(みをもちくずす)
- 六日の菖蒲十日の菊(むいかのあやめとおかのきく)
- 無為徒食(むいとしょく)
- 無為無策(むいむさく)
- 昔千里も今一里(むかしせんりもいまいちり)
- 昔とった杵柄(むかしとったきねづか)
- 昔の剣今は菜刀(むかしのつるぎいまはながたな)
- 無我夢中(むがむちゅう)
- 無芸大食(むげいたいしょく)
- 夢幻泡影(むげんほうよう)
- 婿取り天上なし(むことりてんじょうなし)
- 虫がいい(むしがいい)
- 虫が知らせる(むしがしらせる)
- 虫が好かない(むしがすかない)
- 虫が付く(むしがつく)
- 矛盾(むじゅん)
- 矛盾撞着(むじゅんどうちゃく)
- 無常迅速(むじょうじんそく)
- 無常の風は時を選ばず(むじょうのかぜはときをえらばず)
- 虫を殺す(むしをころす)
- 娘三人あれば身代が潰れる(むすめさんにんあればしんだいがつぶれる)
- 娘に甘いは親父の習い(むすめにあまいはおやじのならい)
- 無知蒙昧(むちもうまい)
- 棟折れて垂木崩る(むねおれてたるきくずる)
- 胸が裂ける(むねがさける)
- 胸がすく(むねがすく)
- 胸が潰れる(むねがつぶれる)
- 胸が塞がる(むねがふさがる)
- 胸に一物(むねにいちもつ)
- 胸に迫る(むねにせまる)
- 胸に畳む(むねにたたむ)
- 胸を躍らせる(むねをおどらせる)
- 胸を撫で下ろす(むねをなでおろす)
- 無念無想(むねんむそう)
- 無病息災(むびょうそくさい)
- 無味乾燥(むみかんそう)
- 無明長夜(むみょうちょうや)
- 無用の長物(むようのちょうぶつ)
- 無用の用(むようのよう)
- 無欲恬淡(むよくてんたん)
- 無理往生(むりおうじょう)
- 無理が通れば道理が引っ込む(むりがとおればどうりがひっこむ)
- 無理難題(むりなんだい)
- 無理無体(むりむたい)
- 明鏡止水(めいきょうしすい)
- 名所に見所なし(めいしょにみどころなし)
- 名人は人を謗らず(めいじんはひとをそしらず)
- 明窓浄几(めいそうじょうき)
- 明窓浄机(めいそうじょうき)
- 明哲保身(めいてつほしん)
- 冥土の道に王はなし(めいどのみちに王はなし)
- 命は天に在り(めいはてんにあり)
- 名物に旨い物なし(めいぶつにうまいものなし)
- 明眸皓歯(めいぼうこうし)
- 明明白白(めいめいはくはく)
- 目が飛び出る(めがとびでる)
- 目が回る(めがまわる)
- 目から鱗が落ちる(めからうろこがおちる)
- 目から鼻に抜ける(めからはなにぬける)
- 目糞鼻糞を笑う(めくそはなくそをわらう)
- 目高も魚のうち(めだかもととのうち)
- 滅私奉公(めっしほうこう)
- 目に余る(めにあまる)
- 目に目を歯には歯を(めにはめをはにははを)
- 目に物見せる(めにものみせる)
- 目の色を変える(めのいろをかえる)
- 目の上の瘤(めのうえのこぶ)
- 目の寄る所へは玉も寄る(めのよるところへはたまもよる)
- 目は口ほどに物を言う(めはくちほどにものをいう)
- 目は心の鏡(めはこころのかがみ)
- 目病み女に風邪引き男(めやみおんなにかぜひきおとこ)
- 目を掩うて雀を捕らう(めをおおうてすずめをとらう)
- 目を掛ける(めをかける)
- 目を剥く(めをむく)
- 免許皆伝(めんきょかいでん)
- 面従腹背(めんじゅうふくはい)
- 雌鳥歌えば家滅ぶ(めんどりうたえばいえほろぶ)
- 雌鳥勧めて雄鶏時を作る(めんどりすすめておんどりときをつくる)
- 面壁九年(めんぺきくねん)
- 面々の楊貴妃(めんめんのようきひ)
- 面目一新(めんもくいっしん)
- 面目躍如(めんもくやくじょ)
- 盲亀の浮木(もうきのふぼく)
- 盲亀浮木(もうきふぼく)
- 妄言多謝(もうげんたしゃ)
- 猛虎伏草(もうこふくそう)
- 孟母三遷(もうぼさんせん)
- 孟母三遷の教え(もうぼさんせんのおしえ)
- 孟母断機(もうぼだんき)
- 餅は餅屋(もちはもちや)
- 沐猴にして冠す(もっこうにしてかんす)
- 持ったが病(もったがやまい)
- 本木に勝る末木なし(もときにまさるうらきなし)
- 元の木阿弥(もとのもくあみ)
- 求めよさらば与えられん(もとめよさればあたえられん)
- 物言う花(ものいうはな)
- 物言えば唇寒し秋の風(ものいえばくちびるさむしあきのかぜ)
- 物がなければ影ささず(ものがなければかげささず)
- 物盛んなれば則ち衰う(ものさかんなればすなわちおとろう)
- 物は言いよう(ものはいいよう)
- 物は考えよう(ものはかんがえよう)
- 物は相談(ものはそうだん)
- 物は試し(ものはためし)
- 物見遊山(ものみゆさん)
- 物も言いようで角が立つ(ものもいいようでかどがたつ)
- 桃栗三年柿八年(ももくりさんねんかきはちねん)
- 股を刺して書を読む(ももをさしてしょをよむ)
- 貰う物は夏も小袖(もらうものはなつもこそで)
- 両刃の剣(もろはのつるぎ)
- 門外不出(もんがいふしゅつ)
- 門前市を成す(もんぜんいちをなす)
- 門前雀羅(もんぜんじゃくら)
- 門前雀羅を張る(もんぜんじゃくらをはる)
- 門前の小僧習わぬ経を読む(もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ)
- 門に倚りて望む(もんによりてのぞむ)
- 夜雨対床(やうたいしょう)
- 焼き餅焼くとも手を焼くな(やきもちやくともてをやくな)
- 役者に年なし(やくしゃにとしなし)
- 薬石効なし(やくせきこうなし)
- 薬石の言(やくせきのげん)
- 薬石無効(やくせきむこう)
- 約法三章(やくほうさんしょう)
- 薬籠中の物(やくろうちゅうのもの)
- 焼け跡の釘拾い(やけあとのくぎひろい)
- 焼け石に水(やけいしにみず)
- 焼野の雉子夜の鶴(やけのきぎすよるのつる)
- 焼け木杙に火がつく(やけぼっくいにひがつく)
- 夜食過ぎての牡丹餅(やしょくすぎてのぼたもち)
- 夜深人静(やしんじんせい)
- 安物買いの銭失い(やすものかいのぜにうしない)
- 痩せの大食い(やせのおおぐい)
- 柳に風(やなぎにかぜ)
- 柳に雪折れなし(やなぎにゆきおれなし)
- 柳の下にいつも泥鰌はいない(やなぎのしたにいつもどじょうはいない)
- やはり野に置け蓮華草(やはりのにおけれんげそう)
- 藪医者の手柄話(やぶいしゃのてがらばなし)
- 藪医者の病人選び(やぶいしゃのびょうにんえらび)
- 藪から棒(やぶからぼう)
- 藪をつついて蛇を出す(やぶをつついてへびをだす)
- 病膏肓に入る(やまいこうこうにいる)
- 病治りて医者忘る(やまいなおりていしゃわする)
- 山高きが故に貴からず(やまたかきがゆえにたっとからず)
- 山立ちは山で果てる(やまだちはやまではてる)
- 山に躓かずして垤に躓く(やまにつまずかずしててつにつまずく)
- 山の芋鰻になる(やまのいもうなぎになる)
- 闇から牛を引き出す(やみからうしをひきだす)
- 闇夜に烏雪に鷺(やみよにからすゆきにさぎ)
- 闇夜に提灯(やみよにちょうちん)
- 闇夜に鉄砲(やみよにてっぽう)
- 闇夜の礫(やみよのつぶて)
- 闇夜の錦(やみよのにしき)
- 野無遺賢(やむいけん)
- 病む身より見る目(やむみよりみるめ)
- 夜郎自大(やろうじだい)
- 唯我独尊(ゆいがどくそん)
- 唯一無二(ゆいつむに)
- 勇往邁進(ゆうおうまいしん)
- 憂患に生き安楽に死す(ゆうかんにいきあんらくにしす)
- 有脚書厨(ゆうきゃくしょちゅう)
- 雄材大略(ゆうさいたいりゃく)
- 勇者は懼れず(ゆうしゃはおそれず)
- 有終の美を飾る(ゆうしゅうのびをかざる)
- 優柔不断(ゆうじゅうふだん)
- 勇将の下に弱卒無し(ゆうしょうのもとにじゃくそつなし)
- 優勝劣敗(ゆうしょうれっぱい)
- 融通無碍(ゆうずうむげ)
- 夕立は馬の背を分ける(ゆうだちはうまのせをわける)
- 雄弁は銀沈黙は金(ゆうべんはぎんちんもくはきん)
- 幽明境を異にする(ゆうめいさかいをことにする)
- 有名無実(ゆうめいむじつ)
- 夕焼けに鎌を研げ(ゆうやけにかまをとげ)
- 悠悠緩緩(ゆうゆうかんかん)
- 悠悠自適(ゆうゆうじてき)
- 幽霊の正体見たり枯れ尾花(ゆうれいのしょうたいみたりかれおばな)
- 幽霊の浜風(ゆうれいのはまかぜ)
- 往き大名の帰り乞食(ゆきだいみょうのかえりこじき)
- 雪に白鷺(ゆきにしらざき)
- 雪は豊年の瑞(ゆきはほうねんのしるし)
- 雪仏の水遊び(ゆきぼとけのみずあそび)
- 行くに径に由らず(ゆくにこみちによらず)
- 油断大敵(ゆだんたいてき)
- 湯の辞儀は水になる(ゆのじぎはみずになる)
- 夢は逆夢(ゆめはさかゆめ)
- 湯を沸かして水にする(ゆをわかしてみずにする)
- 良いうちから養生(よいうちからようじょう)
- 酔い醒めの水下戸知らず(よいざめのみずげこしらず)
- 酔いどれ怪我をせず(よいどれけがをせず)
- 余韻嫋嫋(よいんじょうじょう)
- 用意周到(よういしゅうとう)
- 要害堅固(ようがいけんご)
- 妖怪変化(ようかいへんげ)
- 用行捨蔵(ようこうしゃぞう)
- 羊質虎皮(ようしつこひ)
- 用心は深くして川は浅く渡れ(ようじんはふかくしてかわはあさくわたれ)
- 羊頭狗肉(ようとうくにく)
- 羊頭を掲げて狗肉を売る(ようとうをかかげてくにくをうる)
- 様に依りて葫蘆を画く(ようによりてにろをえがく)
- 用の無い星は宵からござる(ようのないほしはよいからござる)
- 容貌魁偉(ようぼうかいい)
- 善く泳ぐ者は溺る(よくおよぐものはおぼる)
- 欲の熊鷹股裂くる(よくのくまたかまたさくる)
- 抑揚頓挫(よくようとんざ)
- 預言者郷里に容れられず(よげんしゃきょうりにいれられず)
- 横紙を破る(よこがみをやぶる)
- 横車を押す(よこぐるまをおす)
- 葦の髄から天上を覗く(よしのずいからてんじょうをのぞく)
- 世に逢う(よにあう)
- 世に入れられる(よにいれられる)
- 世に聞こえる(よにきこえる)
- 世に知られる(よにしられる)
- 世に出る(よにでる)
- 世の中は九分が十分(よのなかはくぶがじゅうぶ)
- 世の中は三日見ぬ間の桜かな(よのなかはみっかみぬまのさくらかな)
- 予防は治療に勝る(よぼうはちりょうにまさる)
- 夜道に日は暮れぬ(よみちにひはくれぬ)
- 夜目遠目笠の内(よめとおめかさのうち)
- 嫁と姑、犬と猿(よめとしゅうとめ、いぬとさる)
- 嫁の三日誉め(よめのみっかぼめ)
- 嫁は下から婿は上から(よめはしたからむこはうえから)
- 蓬に交じる麻(よもぎにまじるあさ)
- 余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)
- 余裕綽綽(よゆうしゃくしゃく)
- 由らしむ可し之を知らしむ可からず(よらしむべししらしむべからず)
- 寄らば大樹の陰(よらばたいじゅのかげ)
- 弱き者、汝の名は女なり(よわきもの、なんじのなはおんななり)
- 弱きを助け強きを挫く(よわきをたすけつよきをくじく)
- 弱り目に祟り目(よわりめにたたりめ)
- 世を去る(よをさる)
- 世を忍ぶ(よをしのぶ)
- 世を捨てる(よをすてる)
- 世を渡る(よをわたる)
- 頼芸求食(らいげいきゅうしょく)
- 来年のことを言えば鬼が笑う(らいねんのことをいえばおにがわらう)
- 楽あれば苦あり(らくあればくあり)
- 楽髪苦爪(らくがみくづめ)
- 落月屋梁(らくげつおくりょう)
- 落地成根(らくちせいこん)
- 楽は苦の種苦は楽の種(らくはくのたねくはらくのたね)
- 洛陽紙価(らくようのしか)
- 洛陽の紙価を高める(らくようのしかをたかめる)
- 落花情あれども流水意なし(らっかじょうあれどもりゅうすいいなし)
- 落花流水(らっかりゅうすい)
- 落花流水の情(らっかりゅうすいのじょう)
- 落花狼藉(らっかろうぜき)
- 濫觴(らんしょう)
- 乱臣賊子(らんしんぞくし)
- 乱世の英雄(らんせいのえいゆう)
- 藍田玉を生ず(らんでんぎょくをしょうず)
- 藍尾の酒(らんびのさけ)
- 乱暴狼藉(らんぼうろうぜき)
- 卵翼の恩(らんよくのおん)
- 利害得失(りがいとくしつ)
- 李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)
- 力戦奮闘(りきせんふんとう)
- 理屈と膏薬はどこへでも付く(りくつとこうやくはどこへでもつく)
- 離合集散(りごうしゅうさん)
- 律義者の子沢山(りちぎもののこだくさん)
- 立身出世(りっしんしゅっせ)
- 理詰めより重詰め(りづめよりじゅうづめ)
- 理に勝って非に落ちる(りにかってひにおちる)
- 理非曲直(りひきょくちょく)
- 柳暗花明(りゅうあんかめい)
- 流汗淋漓(りゅうかんりんり)
- 流言は知者に止まる(りゅうげんはちしゃにとどまる)
- 流言飛語(りゅうげんひご)
- 柳巷花街(りゅうこうかがい)
- 竜頭蛇尾(りゅうとうだび)
- 竜の鬚を撫で虎の尾を踏む(りゅうのひげをなでとらのおをふむ)
- 粒々辛苦(りゅうりゅうしんく)
- 粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)
- 流連荒亡(りゅうれんこうぼう)
- 凌雲の志(りょううんのこころざし)
- 猟禽尽きて走狗煮らる(りょうきんつきてそうくにらる)
- 良禽は木を択ぶ(りょうきんはきをえらぶ)
- 燎原の火(りょうげんのひ)
- 良賈は深く蔵して虚しきが若し(りょうこはふかくぞうしてむなしきがごとし)
- 漁師山を見ず(りょうしやまをみず)
- 梁上の君子(りょうじょうのくんし)
- 梁塵を動かす(りょうじんをうごかす)
- 両端を持す(りょうたんをじす)
- 遼東の豕(りょうとうのいのこ)
- 両方聞いて下知をなせ(りょうほうきいてげちをなせ)
- 良薬口に苦し(りょうやくくちににがし)
- 両雄並び立たず(りょうゆうならびたたず)
- 綾羅錦繍(りょうらきんしゅう)
- 理路整然(りろせいぜん)
- 利を見て義を忘れる(りをみてぎをわすれる)
- 臨機応変(りんきおうへん)
- 悋気嫉妬は女の常(りんきしっとはおんなのつね)
- 綸言如汗(りんげんあせのごとし)
- 綸言汗の如し(りんげんあせのごとし)
- 類は友を呼ぶ(るいはともをよぶ)
- 類比推理(るいひすいり)
- 累卵の危うき(るいらんのあやうき)
- 累卵の危(るいらんのき)
- 塁を摩す(るいをます)
- 類を以て集まる(るいをもってあつまる)
- 流転輪廻(るてんりんね)
- 瑠璃も玻璃も照らせば光る(るりもはりもてらせばひかる)
- 縷縷綿綿(るるめんめん)
- 例外のない規則はない(れいがいのないきそくはない)
- 礼楽刑政(れいがくけいせい)
- 礼勝てば即ち離る(れいかてばすなわちはなる)
- 冷眼傍観(れいがんぼうかん)
- 礼儀は富足に生ず(れいぎはふそくにしょうず)
- 冷吟閑酔(れいぎんかんすい)
- 霊犀一点通ず(れいさいいってんつうず)
- 礼勝則離(れいしょうそくり)
- 冷暖自知(れいだんじち)
- 礼に始まり乱に終わる(れいにはじまりらんにおわる)
- 礼煩則乱(れいはんそくらん)
- 令聞令望(れいぶんれいぼう)
- 礼も過ぐれば無礼になる(れいもすぐればぶれいになる)
- 令狸執鼠(れいりしつそ)
- 礼煩わしければ即ち乱る(れいわずらわしければすなわちみだる)
- 蠡をもって海を測る(れいをもってうみをはかる)
- 連木で腹を切る(れんぎではらをきる)
- 連理の枝(れんりのえだ)
- 労多くして功少なし(ろうおおくしてこうすくなし)
- 老驥伏櫪(ろうきふくれき)
- 老少不定(ろうしょうふじょう)
- 老成持重(ろうせいじちょう)
- 壟断(ろうだん)
- 籠鳥檻猿(ろうちょうかんえん)
- 籠鳥雲を恋う(ろうちょうくもをこう)
- 老当益壮(ろうとうえきそう)
- 老馬の智(ろうばのち)
- 隴を得て蜀を望む(ろうをえてしょくをのぞむ)
- ローマは一日にして成らず(ろおまはいちにちしてならず)
- 鱸膾蓴羮(ろかいじゅんこう)
- 炉火純青(ろかじゅんせい)
- 魯魚の誤り(ろぎょのあやまり)
- 鹿死誰手(ろくしすいしゅ)
- 六十にして耳従う(ろくじゅうにしてみみしたがう)
- 六十の手習い(ろくじゅうのてならい)
- 六根清浄(ろっこんしょうじょう)
- 論功行賞(ろんこうこうしょう)
- 論語読みの論語知らず(ろんごよみのろんごしらず)
- 論より証拠(ろんよりしょうこ)
- 矮子看戯(わいしかんぎ)
- 若い時の苦労は買うてもせよ(わかいときのくろうはこうてもせよ)
- 若木に腰掛けな(わかぎにこしかけな)
- 我が心は石にあらず転ずべからず(わがこころはいしにあらずてんずべからず)
- 我が事と下り坂に走らぬ者なし(わがこととくだりざかにはしらぬものなし)
- 我が田に水を引く(わがたにみずをひく)
- 我が仏尊し(わがほとけとうとし)
- 我が身の臭さ知ることなし(わがみのくささしることなし)
- 我が身を抓って人の痛さを知れ(わがみをつねってひとのいたさをしれ)
- 我が物と思えば軽し笠の雪(わがものとおもえばかるしかさのゆき)
- 和顔愛語(わがんあいご)
- 和気藹藹(わきあいあい)
- 和光同塵(わこうどうじん)
- 和魂漢才(わこんかんさい)
- 和魂洋才(わこんようさい)
- 禍は口から(わざわいはくちから)
- 禍を転じて福と為す(わざわいをてんじてふくとなす)
- 和して同ぜず(わしてどうぜず)
- 渡りに船(わたりにふね)
- 渡る世間に鬼はない(わたるせけんにおにはない)
- 和衷共済(わちゅうきょうさい)
- 和風細雨(わふうさいう)
- 笑う門には福来る(わらうかどにはふくきたる)
- 我思う故に我在り(われおもうゆえにわれあり)
- 破れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた)
- 和をもって貴しと為す(わをもってたっとしとなす)